2024年度実習先企業:
株式会社京都銀行
実習生:谷口 幸大朗さん(経済学科3年生),松尾 和義さん(経営学科3年生)
谷口くんと松尾くんは金融大学校での研修受講を経て、それぞれイノベーション・デジタル戦略部と営業本部に配属、そこでの実務に取り組みました。二人とも、学生ならではの視点から見た企画立案についての課題を頂き、この課題解決に向けて取り組んでいきました。
銀行窓口などでは見ることができない業務を経験させて頂くとともに、難しい内容ではありましたが、何としてでも課題解決に向けて頑張っていこうと勉強を重ねている2人の姿がとても印象的でした。実習を通じて、銀行のこれからの姿についても触れることができ、大変すばらしい経験をさせて頂きました。
(実習担当教員:三保紀裕)
【企業様からのメッセージ】
人事総務部 金融大学校 次長 小寺 勲 様
谷口くんと松尾くんは、 5月に新入行員が配属店に着任する前に受ける金融大学校の研修を受講しました。着任前研修では、銀行で必要な基礎知識のほか、ビジネスマナーや日経新聞の読み方など、社会人としての基礎知識を学びました。また、取引先訪問や工場見学の報告資料を作成・プレゼンするなど、将来役立つであろうスキルも学びました。二人とも、社長との名刺交換や応接室での面談など、初めての経験に戸惑いながらも、興味を持って積極的に質問し、 色々なことに チャレンジしていました 。
6月と 7月には、谷口くんはイノベーション・デジタル戦略部で ECモール「 ことよりモール」に関する企画を立案し、松尾くんは営業本部マーケ ティング・プロモーション担当のもと、当行の学生向け取引における課題解決策を企画しました。学生ならではの視点は、当行にとって非常に興味深く、参考になりました。最初は、二人とも何を伝えたいのか、何を説明しているのか分からないことも多かったですが、日に日に成長する姿を見させていただき、こちらも頑張ろうという気持ち になりました。 AIPを修了された後は、一緒に働いていた仲間から 、「寂しい」「もっと長く居て欲しかった」という声が今でも聞こえてきます。二人にとって、 AIPの経験は非常に有意義で貴重なものになったと思いますし、 AIPを通じて、社会人基礎力の土台が形成されたと信じています。
社会人になると、しんどいことの方が多いかもしれませんが、 AIPで築いた土台にこれからの経験やスキルなどを上積みし、個性などのエッセンスも加えれば、どんな壁も乗り越えられると思います。自信を持って、これからも色々なことに挑戦し続けてください。
最後に、残りの学生生活を充実したものにすることも大事ですので、たまには羽を伸ばして全力で遊んでください。そして将来、社会で活躍されることを期待しています!