大学概要

海外でビジネスを学び、語学力と国際感覚を磨く。
国際化の時代に対応できるビジネスパーソンへ。

在学中に海外企業での英語による長期インターンシップを通じて、海外ビジネスの最前線を体験し、グローバル化した経済事象を専門的かつ実践的に学ぶプログラムです。このプログラムを通じて、海外のビジネスの現場を体験し、海外で働くために必要な能力やスキルを身につけることを目指します。インターンシップまでの準備期間、2年次からの特別クラスでは、英語での仕事に必要な知識とPCスキル、渡航して現地で生活をするために必要な知識を英語で習得します。海外のビジネスの現場でより実践的な職務経験を積むことができるように、渡航前・中・後を通じてきめ細やかなフォローを行います。

2024年度 経済経営学部「海外長期インターンシップ」(GIP:Global Internship Program) スタート!

2024年度の「海外長期インターンシップ」(GIP: Global Internship Program) は一部の授業を除いてオンラインで実施します。

今年度は経済学科3年生5名、経営学科3年生3名の計8名が、2月から7月までの約半年間、
経済経営学部の専門性を活かした多彩なプログラムに参加します。

【2024年度 GIPスケジュール】

1月~3月      オリエンテーション

「現代アジア事情A」
2月~3月      中国語および中国文化の学習
4月~5月      南通大学授業(オンライン):「中国文化」、「中国経済」
5月         南通大学日本語専攻学生とのオンライン交流セッション

「海外企業実務A」
4月~5月 本学教員による事前授業:「中国の国際関係」、「東アジア ダイナミズムと労働移動」「中国経済の基礎知識」、「企業法務・税務の基本」、「人事の経済学」、「経営分析の基礎・財務会計」、「インターンシップに向けたガイダンス」

6月~7月     企業実習(オンライン・インターンシップ)

9月~10月     オリエンテーション

10月       成果報告会と修了式

1月〜3月:オリエンテーション

GIP参加学生全員の最初の顔合わせと、プログラム全体のオリエンテーションが行われました。

オリエンテーション


2月〜3月:中国語学習

GIPの参加学生は、南通大学(中国 江蘇省南通市)のオンライン授業と中国・上海に拠点を置く日系企業でのオンラインインターンシップに臨みます。そのための事前学習として2月~3月の2か月間、中国語の文法と会話を学習しました。

中国語の授業


4月~5月:中国・南通大学教員によるオンライン授業

中国・南通大学と本学をオンラインで結んで、南通大学の教員による「中国文化」と「中国経済」の授業を受けました。

「中国文化」のオンライン授業


4月~5月:本学教員による事前授業

本学教員による全7回の事前授業を受けました。授業テーマは次の通りです。

「中国の国際関係」、「東アジア ダイナミズムと労働移動」「中国経済の基礎知識」、「企業法務・税務の基本」、「人事の経済学」、「経営分析の基礎・財務会計」、「インターンシップに向けたガイダンス」

「人事の経済学」の授業


5月:南通大学の学生とのオンライン交流セッション

5月7日、14日、28日の3回にわたり、京都先端科学大学GIP参加学生と、中国・南通大学 日本語学科生とのオンライン交流セッションを行いました。

日本と中国の大学生活の様子や、文化の違いなどについて、両大学の参加学生全員が発表しました。

また毎回のセッションでは、日中の学生が数人ずつのグループに分かれて積極的に意見を交換し、交流を深めました。

オンライン交流セッション


6月~7月:企業実習(オンライン・インターンシップ)

京都先端科学大学と中国・上海をオンラインで結んで、企業インターンシップに臨みました。

今年度、学生たちを受け入れて下さったのは、Nidecグループのニデック(上海)管理有限公司様とニデックモータ(浙江)有限公司様、FNAグループのファクトリーネットワークチャイナ(FNAチャイナ 工場網信息科技(上海)有限公司)様、マイツグループの上海マイツ(上海邁伊茲咨詢有限公司)様です。

この企業実習では、参加学生たちは本学教員の指導の下、各企業の皆様から課された企業経営や海外業務に関する実践的な課題に取り組み、それぞれの成果を発表しました。


10月:成果報告会・修了式

2024年10月2日 京都太秦キャンパス フューチャーセンターで成果報告会と修了式が行われました。

成果報告会では、本年2~7月の事前学習や中国・南通大学からのオンライン授業、そしてオンライン企業実習を通じて学んだ成果を、経済経営学部の8名の参加学生全員がプレゼンテーション形式で報告しました。

最後に参加学生全員が、各自の目標達成度と今後の抱負を発表し、経済経営学部GIP修了式に臨みました。

参加学生の感想 ~GIPを終えて~

就職活動および社会人に向けて、ビジネスマナーを始めとして必要なスキルを身につけることができたと思う。また、グループメンバーとうまく協力することができたため、円滑にセッションを進めることができてよかった。
(経営学科3年生)

苦手だったプレゼンテーションも先生方からのフィールドバックや学生のみんなからのアドバイスを貰うことにより、最後の発表まで諦めることなく頑張ることができました。また、初めての財務会計分野でわからないことがたくさんありましたが、自分に合った参考書を見つけたり、早い段階から専門の先生に聞きに行ったりと工夫することで、理解を深めることができました。財務会計がとても楽しかったので、更に勉強して簿記にも挑戦してみたいです。
(経済学科3年生)

近年成長している中国経済や中国の働き方を知ることができ、そして実際に中国での働き方を体験することで、日本との違いを分析して実感することが出来る機会になった。これから私が生きるためのノウハウや就職活動に活かしていくことが出来ると感じた。
(経済学科3年生)

GIPのプログラムは、とても自分の成長に繋がり、自分の長所を存分に活かし、伸ばすことが出来ると思う。さらに、海外で働く人の話を聞いたり、実際に仕事を体験したりすることで、自分の世界(物事を見るための視野)が広がったと考えた。とても意味のあるものなので、海外に興味があり、幅広い価値観を得たい人は参加してみても良いと思う。
(経済学科3年生)

(経済経営学部教授 GIP推進委員 山下勤)