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作成日:2025年1月15日

蜂蜜を使ったレモネード作り

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キャンパス内ニホンミツバチの蜂蜜入りレモネードを学園祭で販売

京都亀岡キャンパスで開催された学園祭で、バイオ環境学部の自主ゼミである「ぶんぶんみつばちゼミ」にてキャンパスで採取した蜂蜜を使用したレモネードを販売しました。学園祭期間の2日間で100杯分のレモネードを用意しましたが、あっという間に販売が完了しました。この企画は本学部における実践型人材育成の一環として、教員の指導の下、巣箱の設置からレモネード作りまで、キャンパス内の施設・環境を用いて、学生がすべて自分たちで行ったものです。

現在、国内で流通している蜂蜜のほとんどが輸入品で、国産のものでも大半がセイヨウミツバチの蜂蜜という状況です。ニホンミツバチはセイヨウミツバチに比べて環境の変化に敏感で飼育が難しいことや、1群あたりの生産量が少なく、年2回ほどしか採取できないことから、ニホンミツバチの蜂蜜は希少価値の高い商品として高値で流通しています。本学部では、京都亀岡キャンパス内に設置した巣箱にてニホンミツバチを長年にわたって養蜂してきており、このニホンミツバチの巣箱から採取してレモネード作りに使用しました。採取した蜂蜜はボツリヌス菌対策のため衛生管理がされている食品開発センターにて、ろ過して不純物を取り除き、真空パック後、60℃、30分間加熱処理を行ったものをレモネード作りに用いました。レモネード作りにおいて食品加工の取り組みを学生自ら企画し成功させたことで、各メンバーが大きな自信を得て、成長を実感できました。