インターンシップ(正課)2022年実施まとめ
Nidec Motor Corporation (日本電産モータ株式会社) 様
Nidecグループ 米国拠点
日本電産グループの米国拠点であり、家電用、産業用、民生用のモータおよび制御機器を扱う日本電産モータ株式会社様へ2名の工学部生が渡米し、対面で受入れて頂きました。実習では役員の皆様との面談をはじめ、技術系学生向けに特別プログラムとして新製品の受注から企画、実験、デザイン設計、解析、組立、性能評価、耐久テスト等、モノづくりの一連の流れを経験させて頂きました。加えて、経営に関するグローバル会議への参加、物流倉庫の見学、現地大学への訪問や現地学生との交流、社内の広報プロジェクト等、多くの貴重な経験をさせて頂きました。
参加学生へのインタビュー
工学部一期生としてグローバル人材を目指すことに挑戦したいと思い、本学へ入学を決めました。インターンシップでは授業内で興味を持ったモータを取扱いながら、海外で仕事が出来る実習先を希望し、世界で通用するために必要な力に気づかされる毎日を過ごしました。実習中に、幅広い知識とスピード感をもつ理想的なエンジニアに出会えたことがとても印象に残っています。専門外の問題を発見しても、早急に専門のエンジニア達と共有し、問題解決にあたる姿を見て、将来は経営学、英語、幅広い工学的な専門知識を学び、理想の自分に近付く努力をしていきたいと思いました。
(工学部 機械電気システム工学科3年生)
後輩へのメッセージ
実習中は毎日、自分の限界を突破して何事にも取り組みました。苦しい時もありましたが、諦めずにやり遂げることで自身の成長を得られ、自信を持つ事ができました。インターンシップ前は不安な気持ちもあったのですが、この経験から、人は苦境に自ら挑戦することで成長できると身をもって学びました。みなさんも何かに挑戦しようと思った時に、不安になる事があるかもしれません。その時は挑戦をした後の自分を想像してみて下さい。その理想像に近づく為には挑戦するしかありません。まずは、自分の理想像を明確にして、一歩踏み出してみて下さい。インターンシップに参加する事はその一歩になると思います。
参加学生へのインタビュー
将来は世界の人々の役立つ製品開発をしたいと考え、英語力と工学の知識を身につけるために本学へ入学しました。インターンシップは世界のビジネスの中心である米国企業を希望し、「世界で通用する人材」を常に考えながら参加しましたが、日本電産株式会社様の行動規範である「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」の精神をもって、熱く働く社員の皆様の姿に、自分の働くことに対する甘さに気付かされました。また経営会議参加の折には、スライドにあったグラフや表が何を意味するのかわからず自分の知見の無さを痛感しました。社員の皆様に直接指導して頂きながら、残りの大学生活では将来の夢に向けて世界で通用する英語力や工学・経営の知識を貪欲に習得していきたいという想いがますます強くなりました。
(工学部 機械電気システム工学科3年生)
後輩へのメッセージ
これまで漠然と社会人になることをイメージしていましたが、海外インターンシップを経験することで、世界で通用するために必要な英語力や工学・経営知識のレベルを実感し、自分の実力の無さを痛感しました。インターンシップ後は、重視して学ぶべきことが明確になり、残りの大学生活はしっかりとした目標を持って過ごすことが出来ると自信を持てています。2週間の短い期間でしたが、自分の将来にとってとても有意義な経験でしたので、後輩の皆さんにも海外インターンシップをお勧めします。
ホソカワミクロン株式会社 様
粉体機器メーカーの世界最大手であり、粉体関連事業とプラスチック薄膜関連事業をメインに、粉体技術に挑戦し続けているホソカワミクロン様のマテリアル事業本部にて、バイオ環境学部の学生を受け入れて頂きました。本社では会社案内や事業本部に関するレクチャーをはじめ、同社マテリアル事業のコア技術であるPLGAナノ粒子の実験に携わらせて頂きました。工場見学では技術開発の業務や設備、化粧品販売に関する経路、パッケージデザイン等について詳細に学ばせて頂きました。
参加学生へのインタビュー
私の将来の夢は「年齢を重ねても変わらない肌を作れる化粧品を作る」ことです。入学式当日に勇気を出して、学長との対話会の中で手を挙げて、化粧品企業でインターンシップしたいことを伝えました。インターンシップではコア技術の実験室にて、既存化粧水にPLGAナノ粒子を配合する実験を経験させて頂きました。初めて目の前にしたPLGAナノ粒子や、配合前と後でのテクスチャーの違い等、実際に見ることでしか得られない貴重な経験をしました。インターンシップで学んだ化粧品の知識を活かして、実習後もまずは化粧品の基本情報を習得するために情報をまとめて学びたいと思っています。そしていつか私の夢である年齢を重ねても変わらない肌をつくる化粧品を作りたいです。
(バイオ環境学部 バイオサイエンス学科1年生)
後輩へのメッセージ
私はこの大学にきて、とてもよかったと思っています。この大学は行動すれば応えてくれる大学です。もし、この先何か少しでも悩んだら、行動する方に舵を切ってください。提案すれば耳を傾けてくれます。話を聞いてくれます。全力で答えてくれます。私はこの学校で半年間過ごして、そう思いました。京都先端科学大学は、夢に向かって努力をするのに最高の環境だと思います。