教員プロフィール
専門分野 | |
所属学会 | 雅俗の会
東アジア恠異学会
岡山地方史研究会
歴史科学協議会
大阪歴史学会
日本史研究会
日本思想史学会
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担当科目 | 歴史民俗学概論
専門ゼミA
専門ゼミB
専門ゼミC
専門ゼミD
フィールドワーク演習Ⅰ
フィールドワーク演習Ⅱ
フィールドワーク演習Ⅲ
民俗学特殊講義B(民俗芸能)
数的処理Ⅲ
数的処理Ⅳ
アカデミック・ライティングⅠ
アカデミック・ライティングⅡ
妖怪文化論A
妖怪文化論B
基礎ゼミⅠ
基礎ゼミⅡ
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学位 | |
略歴 | 2024年10月 - 現在 国立民族学博物館 共同研究員
2021年4月 - 現在 国際日本文化研究センター 共同研究員
2020年4月 - 2023年9月 島根県立大学 人間文化学部 非常勤講師
2021年4月 - 2023年3月 京都先端科学大学 人文学部 歴史文化学科 講師
2022年4月 - 2022年9月 東北大学 文学部 非常勤講師
2017年10月 - 2021年3月 国際日本文化研究センター 研究部 プロジェクト研究員
2016年9月 - 2021年3月 神戸女学院大学 非常勤講師
2008年9月 - 2021年3月 甲南大学 非常勤講師
2013年4月 - 2020年9月 関西学院大学 文学部 非常勤講師
2016年4月 - 2018年3月 園田学園女子大学 公開講座 非常勤講師(シニア履修)
2017年4月 - 2017年9月 関西学院大学 総合政策学部 非常勤講師
2014年4月 - 2016年3月 関西学院大学 博物館 学芸アシスタント
2011年11月 - 2014年11月 京都造形芸術大学 非常勤講師(スクーリング)
2014年9月 - 2014年9月 島根大学 非常勤講師(集中講義)
2011年4月 - 2014年3月 国際日本文化研究センター 共同研究員
2009年4月 - 2011年9月 関西学院大学 文学部 非常勤講師
2009年9月 - 2011年3月 神戸学院大学 非常勤講師
2006年4月 - 2010年3月 箕面市立郷土資料館 特別非常勤職員
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関連リンク | |
問い合わせ先 | kiba.takatoshi@kuas.ac.jp
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研究内容
日本近世の怪異・妖怪文化について、特に、さまざまな学問の中でどのように位置付けられていたのか、また絵画や言葉などではどのように表現されていたのかを考えています。
研究内容一覧
研究キーワード | 怪異、妖怪、怪獣、儒学、本草学、図像、辞書、年代記
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論文 | 「河童」(東アジア恠異学会編『怪異から妖怪へ』文学通信、2024年12月)
「可视化的日本史 —以插图编年记为例」(『国際比較文学(上海師範大学)』 7(3)、2024年9月)
「'무서운 것 보고 싶음'의 근세문화사」(『신체의 대중문화 : 그리다·입다·노래하다 』2024年2月)
「近世怪異の展開と近代化」(『史潮』94、2023年12月)
「絵入年代記考」(『雅俗』22、2023年7月)
「에도 괴담의 보편과 특수(江戸怪談の普遍と特殊)」(한양대일본학국제비교연구소『일본 고전 문학의 상상력』역락、2022年2月)
「空から獣が落ちてきた―雷獣攷」(荒木浩・前川志織・木場貴俊編『〈キャラクター〉の大衆文化 伝承・芸能・世界』KADOKAWA、2021年11月)
「「こわいもの見たさ」の近世文化史」(安井眞奈美 エルナンデス・アルバロ編『身体の大衆文化 描く・着る・歌う』KADOKAWA、2021年11月)
「妖怪絵巻『稲生家妖怪傳巻物』をめぐって」(大塚英志・山本忠宏『まんが訳稲生物怪録 』筑摩書房、2021年10月)
「怪物を食らう」(東アジア恠異学会編『怪異学講義 王権・信仰・いとなみ』勉誠出版、2021年9月)
「可視化する日本史―絵入年代記を素材に―」(石上阿希・山田奨治編『文化・情報の結節点としての図像 絵と言葉でひろがる近世・近代の文化圏』晃洋書房、2021年3月)
「日本近世の「怪異」と資本主義精神」(『アリーナ』23、2020年11月)
「近世史研究から見た怪異」(『比較日本文化研究』20、2020年10月)
「国際日本文化研究センター所蔵『諸国妖怪図巻』をめぐって―いわゆる「化物尽くし絵巻」に関する一考察」(『日本研究』60、2020年3月)
「일본근세의 ‘괴이怪異’와 자본주의 정신(日本近世の「怪異」と資本主義精神)」(한양대일본학국제비교연구소『일본자본주의 정신사』역락、2020年2月)
「怪異が生じる場―天地と怪異」(山中由里子・山田仁史編『アジア遊学239 この世のキワ 〈自然〉の内と外』勉誠出版、2019年10月
「에도 문화 속 요괴 (江戸文化の中の「妖怪」)」(한양대일본학국제비교연구소『요괴 또 하나의 일본의 문화코드』역락、2019年2月)
「近世怪異が示す射程―ひろたまさきの「妖怪」論を手がかりにして―」(東アジア恠異学会編『怪異学の地平』臨川書店 、2018年12月)
「開放される「化物絵」」(橘弘文・手塚恵子編『文化を映す鏡を磨く 異人・妖怪・フィールドワーク』せりか書房、2018年7月)
「「所化」と「理外之理」―『日東本草図纂』巻之十二をめぐって―」(『雅俗』17、2018年7月)
「近世日本の儒教と死生観」(西山克編『地獄への招待』臨川書店、2018年3月)
「節用集に見る怪異」(小松和彦編『進化する妖怪文化研究』せりか書房、2017年10月)
「近世社会と学知―古賀侗庵と怪異から―」(『ヒストリア』253、2015年12月)
「17世紀前後における日本の「妖怪」観―妖怪・化物・化生の物」(『日文研国際シンポジウム論集』45、2015年1月)
「情報・知識として見る日本近世の「妖怪」」(『研究報告:人文科学とコンピュータ』9、2014年7月)
「「河童史料」論―人が河童を記録する営み―」(常光徹・国立歴史民俗博物館編『河童とはなにか』岩田書院、2014年3月)
「林羅山によるかみの名物―『多識編』をもとに―」(『日本研究』47、2013年3月)
「一七世紀の怪異認識」(『人文論究』62(2) 、2012年9月)
「歴史的産物としての「妖怪」―ウブメを例にして」(小松和彦編『妖怪文化の伝統と創造』せりか書房、2010年9月)
「近世社会の成立と近世的怪異の形成」(東アジア恠異学会編『怪異学の可能性』角川書店、2009年3月)
「林羅山『本朝神社考』「僧正谷」を読み解く」(『書物・出版と社会受容』5、2008年11月)
「近世の怪異と知識人―近世前期の儒者を中心にして」(一柳廣孝・吉田司雄編『妖怪は繁殖する』青弓社、2006年11月)
「林羅山と怪異」(東アジア恠異学会編『怪異学の技法』臨川書店、2003年11月)
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著書
『〈キャラクター〉の大衆文化 : 伝承・芸能・世界』(KADOKAWA 2021年11月、共編著)
『怪異をつくる 日本近世怪異文化史』(文学通信、2020年3月)
メッセージ
日本の怪異・妖怪文化は、日本国内に留まらず、世界からも現在注目されています。怪異・妖怪文化を考えることは、一見突飛なように思われますが、実は人間が怪異・妖怪にどのように向き合い、取り組んできたのかを考えること、言い換えれば、人のいとなみを考えることに他なりません。そして、それを考えるための方法は多種多様です。人のいとなみである怪異・妖怪文化について、一緒に考えてみませんか?