佐々木 政文 SASAKI Masaya
  • 人文学部 歴史文化学科
  • 准教授
教員プロフィール
専門分野

日本近現代史、社会思想史

所属学会

史学会、歴史学研究会、日本史研究会、日本思想史学会、日本経済思想史学会、部落問題研究所、日本仏教綜合研究学会

担当科目

現代史、アカデミック・ライティングⅠ、日本史概説B、古文書学B、日本思想史、歴史学特別講義F、歴史文化学超領域演習、歴史文化学地域探究演習C、歴史文化学基礎ゼミ、専門ゼミⅠ~Ⅳ

学位

博士(文学) 東京大学

略歴

2015~20年 埼玉県公立高等学校 教諭
2020年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程 修了

業績・受賞歴

第16回 日本思想史学会奨励賞 論文部門(2022年)

関連リンク
問い合わせ先

sasaki.masaya@kuas.ac.jp

研究内容

20世紀の日本における宗教、差別、歴史認識およびそれらの相互関係について、社会思想史の視点から研究しています。

研究内容一覧
研究キーワード

「社会」の発見、転向、部落問題、浄土真宗、キリスト教、歴史認識

論文

「安部磯雄の廃娼論とキリスト教信仰―1899~1915年の論説を通して―」(『日本思想史学』第53号、2021年)
「1910年代の貯蓄奨励運動と被差別部落―京都市東三条の事例を中心として―」(『部落問題研究』第238輯、2021年)

著書

『近代日本の思想変動と浄土真宗―教化・連帯・転向―』(法藏館、2023年)

メッセージ

私は学生のころ「こんなに無能でちっぽけな自分に生きる価値なんてない」と思っていました。しかし日本の歴史を学んだことで、名も無き民衆たちが新しい社会を作り出してきたことを知り、生きる勇気を手にすることができました。皆さんも過去の民衆の声と真剣に向き合いながら、生きることの意味を問いなおしてみませんか。