工学部の
魅力とは?
Students Interview
プロジェクトで開発した
製品が企業の生産ラインに
入学後ぐんぐんアップする英語力で
世界に飛び出す準備
テレビ番組に理事長が出演されていて、英語で授業する面白そうな大学だと興味を持ち、オープンキャンパスに来て受験を決めました。学部紹介で田畑先生がおっしゃっていた「実際に現場で「使える」人材を育て上げる」というカリキュラムに魅力を感じたのが決めて手です。英語で工学の授業を受ければ、卒業後海外で仕事をするときに役立つと思えました。実は入学前は正直そんなに英語は好きでは無かったのですが、兄弟が海外留学をしていて。英語でコミュニケーションが取れれば、世界が広がると彼を見て感じていたので頑張ってみようと決心しました。
留学生とチームを組み
出荷前検査の装置を開発
入学をしてから英語力は確実にのびました。モノづくりの現場でコミュニケーションをとりながら作業をすることが問題ない程度です。その英語力を生かして留学生とのチームで取り組んだ3年時のキーストーンプロジェクトでは、歯科医療現場で使われる機器の出荷前検査に使う装置を開発しました。チームで複合的な要素技術を必要とする開発を通じて、工学的スキルを高めただけではなく、社会で求められる調整力にも磨きをかけ就職活動にも役立てました。
トランペットを武器に仲間を募り吹奏楽部を復活
勉強以外では得意のトランペットを武器に仲間を募り、休部中だった吹奏楽部を復活させました。留学生のメンバーも含め他の大学とも協力して活発に活動しました。音楽は国境を越えて人と一緒に楽しめると実感。国が違っても悩むこと、嬉しかったことは同じだと演奏を通じて感じました。
Point Explanation / ポイント解説
キーストーンプロジェクトって何?
工学部では「キャップストーンプロジェクト」という50以上企業から課題を受けて、機械工具やプログラムを開発するカリキュラムに4年次に取り組みます。キーストーンプロジェクトは3年次に取り組むその入門編。課題解決のためのチームワークやプロジェクトの進め方の基礎を身に付けます。
日本で義手や義足を作る
エンジニアを目指す
スリランカから留学して
英語で工学を学び日本語も修得
KUASに進学しようと思ったのは、英語で工学が学べるということと、日本で暮らして日本語も修得しようと思ったからです。留学のきっかけは、世界有数の精度を誇る、日本の義手や義足を作る技術をYouTubeで見たからでした。高校生のときの数学の先生が足と手が不自由な方でした。いつも分かりやすい授業をしてくださっていた恩師に義足や義手をプレゼントしたいと思っています。
世界で一番と言われる
義手や義足を作る技術を学ぶ基礎を
今はメカトロニクスの勉強を頑張っています。技術者の全ての基礎とも言え、様々な分野に応用がきくためです。他の大学のカリキュラムと比べると、座学よりも実技が多いのでやりがいを感じますし、何より楽しいです。大学を卒業したら大学院に進学し、福島先生の研究室でロボットの学習能力の研究をしたいと思っています。ゆくゆくは日本で義手や義足を作るエンジニアとして活躍したいと思っています。
英語でコミュニケーションしながら日本語も文化も一緒に学ぶ
留学してきた当時は日本語がほとんど分からなかったのですが、サークルに所属して日本語だけでなく、マナーや文化も友達に教えてもらいました。学内の寮で生活しています。日本人と留学生が一緒にいるので、日本語や英語でコミュニケーションとをとりながら学生生活を楽しんでいます。
Point Explanation / ポイント解説
学内の寮?
KUASでは学校内に留学生と日本人の学生が一緒に暮らす寮があります。共同生活や寮のイベントを通して、多様な文化や価値観に触れることが出来ます。さらにコミュニケーションと語学をサポートするプログラムなどもあり、自然と語学力がアップするだけでなく、授業とは離れて自由な雰囲気の中でさまざまな経験ができるため、就職活動にも役立ちます。
数々のプロジェクトを
通じて成長し大学院へ
キャップストーンプロジェクトで
人生で一番成長したと実感
もともと兄がここの工学部に在籍しており、キャップストーンプロジェクトの話をしているときに、今まで見たこともないくらい楽しそうで。クールな兄の意外な一面を見て、自分も興味を持ち入学。今までの人生の中で一番成長したかもしれません。具体的には人と協力することの重要性を学びました。高校の時に生徒会長だったのですが、自分でなんでも一人でやってしまう性分で…。プロジェクトを通じて、仕事を任せること信頼することされることで前に進んでいき、結果につながる体験ができて良かったと思います。
一人で出来ないことを
チームで考え抜いて結果を出す
キャップストーンプロジェクトではモーターを冷却する装置の効率化にチャレンジしました。冷却効率を計算し、実機で実験するなど試行錯誤を繰り返しました。協力企業からは「まさかここまでしてくれるとは」と言っていただけて嬉しかったです。キャップストーンプロジェクト以外にも、MEMSデバイスを用いたアプリケーションを作る国際大会にも出場し3年時には世界大会にも行きました。アイデアを考えているときは暗闇の中を手探りで歩いているようですが、受賞すると自分たちの考えが間違っていなかった!仲間と話しあいながらプロジェクトに挑戦して良かった!と思いました。
研究を深めてスマート農業を発展させたい
卒業後には大学院に進んで、若者のためのスマート農業の研究をしたいと思っています。ロボティクスやAIを活用することにより、週休二日制や農場をAIに任せて旅行に行けるような農業が提案できたらと考えています。KUASにはバイオ環境学を研究している学部もあるので協力しながら新しい技術を開発していきたいと思っています。
Point Explanation / ポイント解説
キャップストーンプロジェクトって何?
キャップストーンプロジェクトでは、キーストーンプロジェクトよりも難題が飛び込んできます。難しい課題の背景を紐解き、解決すべき問題を見つけ出します。さらに実施計画策定、予算計画の策定まで手掛けます。技術者として企業に求められる即戦力を鍛えるカリキュラムです。
英語力と幅広い工学の
知識を養う
プログラミングもロボティクスも
色んなことを学び就職につなげる
KUASの工学部は専門分野だけを突き詰めるのではなく、工学に必要な知識が幅広く学べるところを魅力に感じて受験しました。もともとプログラミングに興味がありロボティクスも勉強したくて。まず初めに工学全体を勉強するため、プログラムの内容もロボット工学の基礎も知り、エンジニアに必要な知識が身に付いたと思います。併せて、学部科目はすべて英語で学ぶところが良かったです。留学生と一緒に勉強して英語を話す環境は、エンジニアとして海外で働く時に役立つ経験になると思います。
日本を飛び出して
海外の生産現場を体感
ベトナムへインターシップに2週間行きました。エンジニアとしての目線だけでなく、生産の現場からの視点を学びました。自分が携わるならどこが自動化できるかなど、人材不足を補うためのアイデアを考えるきっかけにもなりました。将来は生産ラインのエンジニアとして国際的な活躍がしたいと、目標が定まる良い機会だったと思います。
留学生支援ボランティアで各国の学生をお手伝い
もともと英語が得意ではなかったのですが、留学生を支援するボランティアに参加して友達を沢山つくりました。入学してすぐの春学期は英語を集中的に勉強する授業があり、秋学期でやってくる留学生が迎えられたのが良かったです。
Point Explanation / ポイント解説
工学の全体を幅広く学べる?
機械系、エレクトロニクス系、システム系と多岐にわたる工学分野。その全体をまず基礎的に学ぶことで、自分が得意な分野が見極められます。また、将来必要となる「自分の担当部門以外のことでも、専門的な工学の話が理解できるので、チームワークでリーダーシップが発揮できる」という研究や開発に欠かせないスキルが身に付きます。