海外インターンシップと自主ゼミで、
自分の進む道がクリアに。

+αの活動で成長実感!

interview

06

インタビュー06 森下 加斐さん 海外インターンシップと自主ゼミで、
自分の進む道がクリアに。

自立した学生生活の中で、
研究に打ち込んでいます。

ー どのような大学生活を送っている?

幼い頃から「高校卒業後は家を出て、自分で生計を立てるように」と、家訓のように父に言われて育ってきました。そのため、学費は給付型奨学金を受けられるよう一生懸命勉強しました。現在、2つの奨学金を毎年得ながら、生活費は学校近くのコンビニエンスストアでアルバイトをして工面しています。授業や研究、勉強をした後は、学内でシイタケの世話をする日々。周囲への感謝の気持ちを忘れず、大学生活を送っています。

シイタケ農家に弟子入りし、
シイタケ菌床栽培の方法を研究。

ー 特に力を入れている活動は?

バイオ環境学部において、計30人ほどが所属している、自分のしたい研究を自由に行う自主サークル「農自求ゼミ」のリーダーを務めています。「ニホンミツバチ研究」や「サツマイモ栽培」など4~5つのプロジェクトを立ち上げ、それぞれが自由に活動。私は「シイタケ菌床栽培」を研究するために南丹市のシイタケ農家に弟子入りし、作業を手伝って知識を深め、栽培に関する情報を教えてもらっています。また、リーダーとして、ほかの研究をしているメンバーのサポートや取りまとめもしています。

海外インターンシップで、
やりたいことが明確に。

ー 将来につながる在学中の経験は?

3年生の夏休みに海外インターンシップに参加し、ニュージーランドにある農業研究所へ行き、植物内生菌を研究しました。内生菌のDNAを抽出したり配列を読んだりという作業をさせてもらい、私からはこれまで取り組んできたシイタケ研究の内容を英語で発表。情報交換をしながら意義のある経験ができ、自分のやりたいことがより明確になりました。

私の成長の軌跡Point

自分の道を突き進むために挑み続けます。

入学当初はコロナ禍で、実習を含めた全ての活動が思うようにできませんでした。それまでの鬱積した気持ちをバネに、2年生からは自主ゼミで「シイタケ菌床栽培」の研究をスタート。周りの力強いサポートもありながら、ニュージーランドでの研修などで自分のやりたいことに取り組んでいます。迷うことなく挑戦し、将来の夢に向かって突き進むことができています。

※所属・役職・学年は取材時のものです