留学生向けの防災イベントを主催し、
公務員になる目標がより強固に。

「グローバル」で成長実感!

interview

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インタビュー03 山中 拳太朗さん 留学生向けの防災イベントを主催し、
公務員になる目標がより強固に。

「大学生消防防災サークル」で
本学代表として活動。

ー 入学後、どのような挑戦をした?

幼い頃から消防士の父に憧れていたこともあり、入学後は消防団に入団しました。2年次からは、京都府の「大学生消防防災サークル」に参加して本学の代表に。他大学と連携しながら、防災訓練や防災イベントなどを行っています。

防災に関する重要な情報を
英語で伝える難しさを痛感。

ー 自分の成長につながった経験は?

留学生を対象にした防災訓練の企画・運営に取り組みました。京都府国際センターや京都市、JICA関西に協力していただきながら、学内の学生5人でチームを組んで活動。参加した約100人の留学生に向け、すべて英語で進行しました。イベントでは、地震、火事、台風、救急の4つのブースを作成し、日本特有の震災や災害にどのように対応すべきか英語で情報を提供。日本語でもわかりやすく伝えるのは容易ではない中、多国籍の学生たちに向けて、日本の防災情報や常識を英語で伝えることの難しさを痛感しました。

憧れの消防士になるために、公務員試験に向けて全力投球しています。

ー 今後、力を入れたいことは?

防災訓練に参加した学生が能登半島地震を経験し、私たちが主催した訓練が役立ったという声をもらいました。「起震車で地震の揺れを体験したり、地震発生時の初動を教えてもらったりしたことが生かされ、本当の揺れが来たときに落ち着いてテーブルの下にもぐって対応できた」と聞き、人を救いたいという思いが一層強まりました。今後は、区役所や消防署など地域との連携やリーダーとしての責務を経験し、父がいつも話している、「自分で考えて行動し、最後までやりきる」消防士を目指します。そのためにまずは、公務員プログラムで共に学んできた仲間たちとともに、公務員試験に合格することを目標に頑張ります。

私の成長の軌跡Point

イベント運営を経験し、伝える力が高まりました。

留学生向けに防災訓練の企画・運営を行ったことで、さまざまな機関や他大学と一体となってイベントを遂行させるという貴重な経験ができました。特に、英語でのコミュニケーション力や、的確でわかりやすい伝え方が求められる中、試行錯誤しながら取り組んだことは、自分にとって大きな学びにつながりました。

※所属・役職・学年は取材時のものです