2023年11月1日(水)、「研究の絆」シンポジウムを開催しました。京都太秦キャンパス(みらいホール)での対面開催と合わせて、オンラインからも教職員や学生も参加できるように致しました。
今回は、健康医療学部言語聴覚学科の吉村貴子教授のコーディネートにより、「インクルーシブな社会を目指して-社会実装のための研究の手がかり-」をテーマに開催。障害学生支援室の川端康宏氏、工学部の川上浩司教授、アクティブヘルス支援機構の木村みさか客員研究員により、以下のテーマで講演が行われました。
川端康宏 氏(障害学生支援室)
「障害者への医療福祉・教育的介入-社会的自立と社会的処方の現状と課題-」
川上浩司 教授(工学部 機械電気システム工学科)
「不便益からみた困難とともに働くということ-社会全体の生産性向上のために-」
木村みさか 客員研究員(アクティブヘルス支援機構)
「フレイル予防と医療経済学的効果-将来の安定した社会保障制度に向けて-」
インクルージョン(包摂)の対象は、あらゆる人々です。あらゆる人々がその能力を最大限発揮し、ひとりひとりの人生を構築していく。そのために研究で成しえることは限定的であるかもしれませんが、異なる研究が繋がることでその可能性が無限に広がることを実感することが出来ました。
本学では,各学部の教員が研究分野の壁を越えて連携し,本学ならではのユニークな研究を産み出す機会創出の場として「研究の絆」シンポジウムを開催しています。毎回異なるテーマの下でコーディネーターの特色を出しながら様々な分野の教員が講演します。魅力ある分野横断型研究の創出のきっかけとなるよう引き続き開催してまいります。次回は2023年12月6日(水)の午後5時から午後7時で開催予定です。
- 日時
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2023年11月1日(水)17:00~19:00
- テーマ
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インクルーシブな社会を目指して-社会実装のための研究の手がかり-
- 講演者および演題(発表順)
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障害学生支援室 川端康宏 氏
「障害者への医療福祉・教育的介入-社会的自立と社会的処方の現状と課題-」工学部機械電気システム工学科 川上浩司 教授
「不便益からみた困難とともに働くということ-社会全体の生産性向上のために-」アクティブヘルス支援機構 木村みさか 客員研究員
「フレイル予防と医療経済学的効果-将来の安定した社会保障制度に向けて-」 - コーディネーター
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健康医療学部 言語聴覚学科 吉村貴子教授
- 会場
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京都太秦キャンパス南館 みらいホール + オンライン
(研究連携センター 中村千絵)