2023.11.03

2023年度 第2回「研究の絆」シンポジウムを開催【研究連携センター】

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2023年10月4日(水)、「研究の絆」シンポジウムを開催しました。今年度では2回目となる今回のシンポジウムでは、京都太秦キャンパスの嵯峨野ホールでの対面開催と合わせてオンラインからも教職員、学生の皆さまに参加いただけるように致しました。

今回は、バイオ環境学部バイオ環境デザイン学科の丹羽英之教授のコーディネートにより、「ネイチャーポジティブ-生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せる-」をテーマにして開催。丹羽先生の他、清水裕子教授、渡部圭一准教授、ならびに小関敏彦副学長・研究連携センター長がそれぞれ以下のテーマで講演を行いました。

小関敏彦 副学長・研究連携センター長

「環境問題を概観する」と題し、地球環境問題の動向を企業の取り組みを中心に紹介。

丹羽英之 教授(バイオ環境学部バイオ環境デザイン学科)

「生物多様性の現状とネイチャーポジティブの実現に向けて」と題し、地球環境問題の中で特に生物多様性の問題の現状と取り組みの動向と今回のシンポジウムの趣旨を説明。

清水裕子 教授(経済経営学部経済学科)

「ネイチャーポジティブ移行による経済的価値の創造」と題し、生物多様性の問題と経済の関係について事例を交えながら講演。

渡部圭一 准教授(人文学部歴史文化学科)

「生物多様性をつくりだす地域社会の力-琵琶湖のフィールドから」と題し、生物多様性の問題と文化の関係を事例を交えながら講演。

最後の討論では、オンラインホワイトボードを使い、“ネイチャーポジティブ”の実現に向けた研究の着眼点について、参加者の多様な意見が収集されました。それらをもとに、講演者と会場の参加者で意見交換が行われました。

本学では,各学部の教員が研究分野の壁を越えて連携し,本学ならではのユニークな研究を産み出す機会創出の場として「研究の絆」シンポジウムを開催しています。毎回異なるテーマの下でコーディネーターの特色を出しながら様々な分野の教員が講演します。魅力ある分野横断型研究の創出のきっかけとなるよう引き続き開催してまいります。

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小関敏彦 副学長・研究連携センター長

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バイオ環境学部 丹羽英之教授

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経済経営部 清水裕子教授

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人文学部 渡部圭一准教授

日時

2023年10月4日(水)17:00~19:00

テーマ

ネイチャーポジティブ-生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せる-

講演者および演題(発表順)

副学長・研究連携センター長 小関敏彦
「世界の環境の現状(イントロダクション)」

バイオ環境学部バイオ環境デザイン学科 丹羽英之 教授
「生物多様性の現状とネイチャーポジティブの実現に向けて」

経済経営学部経済学科 清水裕子 教授
「ネイチャーポジティブ移行による経済的価値の創造」

人文学部歴史文化学科 渡部圭一 准教授
「生物多様性をつくりだす地域社会の力-琵琶湖のフィールドから」

コーディネーター

バイオ環境学部 バイオ環境デザイン学科 丹羽英之教授

会場

京都太秦キャンパス南館 嵯峨野ホール + オンライン

(研究連携センター 中村千絵)

関連リンク

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