本学経済経営学部経済学科の李立栄准教授が分担執筆した新刊書籍『中国の金融経済を学ぶ─加速するモバイル決済と国際化する人民元─』(共著)(ミネルヴァ書房、2019年6月20日発行)の書評が世界経済専門誌『世界経済評論』に掲載されました。
中国は、改革・開放が始まった1978年から40年余りの急速な経済成長の結果、世界第二位の経済大国となりました。本書は、中国の経済・金融の発展について、10人の専門家がさまざまな切り口から分析をしています。李准教授が執筆した、第10章「中国金融業の海外展開」では、世界金融危機以降の中国金融機関の国際化について考察しています。
本書は経済専門誌の『世界経済評論』(2020年1月2日号)の書評においても取り上げられ、中国金融経済に関する最適な教科書であり、研究にもビジネスにも極めて有用である、と評価されました。
(経済経営学部 准教授 木口 武博)