第17回ビジネス・プランニング・コンテスト(2次審査:最終審査)が2019年11月27日(水)に本学京都太秦キャンパス・みらいホールで開催されました。今回は15件の応募があり、この日は1次審査を通過した5件についてそのプレゼンテーションが行われました。京都先端科学大学後援会会長の小池洋子様、京都学園大学・京都先端科学大学同窓会副会長の井尻雅丈様を審査員としてお招きし、教職員ならびに学生代表を含めた計22名で審査は実施され、審査結果は次の通りとなりました。
立地やテナントについて関係業者からヒアリングし、スポーツと健康の観点からカフェのビジネス・プランを発表した「人々を元気にサポートプロジェクト:大阪カスタム食堂」が最優秀賞に輝き、続いて、政府のみに頼らない、且つ保護した児童のその後も重視した児童虐待撲滅と防止の仕組み・モデルを提唱した「Kids Rescue ~児童虐待防止のためのソーシャルビジネス~」が優秀賞として選ばれました。さらには、本学の名称を用いた自作パッケージのペットボトルを審査員に見せつつ、本学のさらなる活性化を熱く提案した「京都先端科学大学ブランド向上Project」が審査員特別賞を得るに至りました。
審査結果
最優秀賞 |
人々を元気にサポートプロジェクト:大阪カスタム食堂 | 代表:経営学科2年生 林訓材 |
優秀賞 |
Kids Rescue ~児童虐待防止のためのソーシャルビジネス~ | 代表:経済学科2年生 西堀紘平 |
審査員 特別賞 |
京都先端科学大学ブランド向上Project |
代表:経済学科3年生 酒井大輔 |
今回のビジネスコンテストも視点が多様であり、何らかの問題意識をもって学生は日々勉学に励んでいることを改めて垣間見ることができ、審査員も勉強になった次第です。質疑応答時において学生からの質問が多かった点も良かったとの評価があった一方、他方で、採算性の見通しの甘さについて講評や助言も審査員から賜り、学生はさらなる学びに向けて良い機会になったようです。
今回プランを出せなかった人も、また惜しくも上位入賞を逃した人も、来年、チャレンジ・リベンジしていただけますようお願いします。皆さんの暗黙知はまだまだ豊富なはずです。応募を待っています。
(経済経営学部 経営学科 教授 倉田 致知)