2020.04.21

開南大学 交換留学レポート2019年度・中釜湧暉くん

Xでシェア Facebookでシェア Lineでシェア

台湾 開南大学に交換留学した中釜湧暉くんのレポートを紹介します!2019年9月~2020年2月)

2019年9月

2019年9月8日いよいよ今日から約4か月ちょっとの台湾での留学生活が始まる。留学生までの中国語(繫体字)の準備と言えば学校内でのことカフェでの基本的な中国語を学んだだけで生活できるか、初めての一人暮らしで不安しかない留学生活がスタートした。

チューターの人とは、留学する1週間前ほどから連絡しており交換生だけのLINEのグループもあり留学する前から連絡できたのはとても心強かった。

来台初日は、部屋の案内や桃園市内にあるショッピングモールで生活用品、布団、毛布やその日の晩御飯などを食べて終わりました。僕は学校のピックアップサービスを利用しましたが、そのサービスが学校の前日だったのでとても慌ただしく大変な初日だったのでピックアップサービスを利用しない方が落ち着いて準備ができたのではと後悔している。

次の日は、朝から学校で入学の手続きや9日から授業の開始日だったので授業を聞きに行ったりしていました。開南大学は、京都先端科学大学での履修とは違い授業は始まっており自身が気になった授業を聞きに行き紙又はパソコンで履修を行うという方法で履修を行っており少し変わった履修を行っていた。履修を決める前に授業が始まってしまうのではじめはかなり戸惑いましたが、チューターの方のサポートもあり無事に履修登録を終えました。

開南大学には現在交換生と正規生がおり正規生は日本国内で開南大学と提携している予備校の学生がある一定条件をクリアすると開南大学で一般学生になれることを言い今回から以前までの条件より低くなっており、それに伴い日本人学生の人数が以前の数倍になっており授業によっては日本人だけの授業が増えてきている。それに伴い国際オフィスの先生方も最初は対応しきれず交換生まで情報がまわっておらず、すごく混雑していました。

今回の留学生活、僕は一人暮らしをしてみたのという個人的な願望もあり学生寮ではなくアパートに住むことにしました。アパートに住む利点としては、他の人との共同部屋でないので自分のペースで生活リズムを作ることができ、一人だけの時間を作れるという点が利点で、欠点としては現地の学生と話す機会が減ってしまうという事や事を誘うにしても誘いにくい事が欠点である。

2019年10月

台湾の生活になれ大体の1週間の流れが決まってきました。台湾に来て一人暮らしを始めてから京都先端大学にいる時よりも自身で自由に使える時間が増えたが独り暮らしといいう事もあり自身で色々やることがあり新鮮さを感じています。気温は、上旬から中旬ぐらいまでは半袖でちょうどいいのですが、下旬になると長袖や上着を着る人が増えてきました。教室、バスや電車などでは未だ冷房がついていることもあり体調を崩す人が増えてきました。いつまで冷房がつくのかが少し不安になってきました。

学校内出来事といえば、今月の中旬に開南大学は新学期なのでサークルの勧誘などでとても盛り上がっており夕方頃には外部からゲストを招いてトークライブなどが開催されて盛大に行われていました。交換留学生の人もサークルに加入できるそうで何人かの交換生がサークルに加入したそうです。授業は、日本と違い学生が携帯を使いインターネットを利用しアクティブラーニングを1回の授業の半分ほどを費やす授業などがありあまり集中を切らさずに授業を受けることが出来ています。

今月10月には今回の留学最大のそして唯一の4連休があり学校が休みという事もあり少し遠出することにし、1泊2日の台湾の北部の九份、新北投と淡水に行きました。1日目は、九份まで行き観光しそのあと士林夜市に行きに西門でゲストハウスで1泊し2日目は、西門から淡水まで行き淡水から新北投へ行くちょっとした旅行に行って来ました。流石に連続休暇という事もありどこもとても多くの人で溢れかえっていました。新北投に温泉があることは知っていたので特に行ってみたい場所でした。実際に行ってみると日本でもあるような温泉街のようなところでとても雰囲気がいいところでした。今回行った所はどこも観光地だったという事もあり日本語を聞くことが出来ました。その中でも1番駅のアナウンスや展示物の説明に日本語があるという事に驚き、また日本人観光客がそれほど多いという事が分かりました。もうすぐ、中間テストに向け頑張りたいです!

2019年11月

十一月に入り中間テストが始まり、ここ開南大学ではリ教科のほとんどが中間テストと期末テストを実施するようで、テスト方式も各先生の決めたテスト方式で、日本の僕が今まで受けてきたテストと異なり少し驚きました。実際に僕が履修した教科で例を挙げると、中国語会話の授業では、実際に先生と一対一でテストを行う方式でした。その授業の履修人数は約60人と多いのに一対一でテストという実践的なテストを行ってもらえたのでとても良かった。

テストが終わると日本語学科の友達に誘われ日本語学科主催の焼肉パーティーに参加しました。一人250元(約850円)で学校から近いお寺の前の広い公園がパーティー会場で四人一組のグループが決められておりそれぞれ決められた席に座り焼肉をしました。そこで何人かの日本語学科の学生と交流でき、言語交換ができたので良かった。

 十一月の後半になるにつれ気温が日によっての寒暖差がでてき始めほとんどの日本人学生が長袖などの厚着をし始めた。台湾は風が強くそして朝などは曇っていることが多いので体感温度的には気温よりも寒く感じる日が多い。なので、現地の人はウィンドブレーカーなどの風対策をしている人を多く見かけました。

 寒くなってきたこともあり服を買いに行こうと、桃園駅の反対側にある高鉄桃園站の近くにアウトレットモールがあると聞き行ってみると、とても広くモール内にはフードコートが三か所あり、その中には日本食、韓国料理やインド料理など多国籍の料理屋が軒を連ねていた。モール内コンビニや飲食店含め272店舗と多くそしてハイブランドの店舗が多く普通に買い物を楽しむよりもモール全体の景観やウィンドウ・ショッピングなどするだけでもとても楽しめた。台湾には、百貨店などの設立時期にお祝いとして行われる週年慶と呼ばれるセールの期間があり近年ではだいたい九月から十二月の間に約二週間から一ヶ月の間行われるセールとなっている。ただ台湾の週年慶は日本のセールと違う。もちろん、割引されている商品もあるが、例えば合計二千元の商品を買えば二百元の商品券が付いてくるといたシステムがある。日本ではあまり見かけないのでとても消費者としては嬉しいものだと感じた。残り一ヶ月少し残された時間できることをしっかりとやってゆきたいと感じた。

2019年12月

とうとう帰国まで約1か月を切った台湾留学。季節は冬になったがあまり日本のように寒く未だ半袖を着ている日本人を見かけるが、台湾は日による温度変化がとても大きく、学校や寮などの建物内は暖房がなく急な温度変化に多くの日本人学生が体調を崩して生活していました。特に北風のような強風がよく吹いており多くの人がウィンドブレーカーなどの風を通しにくい服装をしている人を多く見かけました。

taiwan-nakagama03.jpg

12月の中旬に日帰りで人生初の新幹線に乗り台中へ旅行に行きました。桃園駅から台中駅まで新幹線片道だいたい45分程到着し往復(指定席)で2020元(約7500円)でした。バスの方が安いそうなのですが、新幹線に乗ったことがなく新幹線の方が便利なので新幹線の方にしました。ちなみに、バスだと600元(約2200円)程時間は片道約2時間~2時間半程約2倍の時間がかかるそうです。台中にはMRTがあまりない代わりにバスが10㎞まで無料だったので基本的に移動はバスで移動していました。最初に宮原眼科、第四信用合作社、台中市役所、文化創意園區、彩虹眷村、fleet street、という順で台中を観光し、彩虹眷村以外は台中駅の近くにあり彩虹眷村も調べれば0円で行ける距離だったので桃園駅から台中駅までの交通費以外あまり出費がかからなく台北よりもバスが多く便利なのだがその代わり、交通量がとても多くバスの遅延が多く乗り間違いしやすいところがあり、日本のようにバスの進行状況などが分かるようになっているものばかりではないので事前に下調べなどをしておく必要があるように感じた。台中の観光で特に印象に残っているのが宮原眼科という喫茶店の雰囲気がオシャレで日本でもSNSなどで有名になっているようで多くの日本人観光客を多く見かけました。日本人観光客がとても多いのかそこで働いている従業員の何人かの方は日本語を話すことが出来る方がいるので少し安心でした。

学校生活では、学内の食堂がもう一つできたことやクリスマスに学内で台湾の歌手が出演するイベントなどが開催されて、とても賑わいがありました。学内や街中でも所々イルミネーションを見かけることが多くなりました。年末になるにつれ履修科目の集中講義が始まる人や期末テストに向け勉強を始める人など慌ただしくなり始め、自身ももうそろそろ帰国の時間が迫っている事に少し焦りを感じ名残惜しくなってきました。後2、3週間悔いのないよう頑張りたいと思いました。

2020年1月

大晦日になり普段通りに学校に通うので未だ年の瀬だということを感じないまま新しい年を迎えました。開南大学は、冬休みはなく年末年始中の祝日は元日1月1日の一日だけでした。そして、元日の2日後の3日から期末テストが始まる予定でしたが、僕が履修していたほとんどの科目が1週間前倒しで期末テストを行う科目が多かったです。

年越しの過ごし方は何人かの学生は台北101のカウントダウンや駅などで行われるイベントを見に行く人、学校の近くのコンビニで友達と集まってお酒を飲む人やアパートなどでテレビを見る人など様々な年越しがあります。ただ、台北101のカウントダウンやイベントに行ってしまうとホテルなどを予約しないと家に帰れなくなってしまいます。

テストも終わり帰国の手続きが始まりました。手続きしないといけないのが離学、携帯のSIMとアパートや寮の退去の3つの手続きです。離学の手続きはプリントアウトした用紙に必要となる箇所のサインを貰いにまわるだけなので簡単でした。携帯のSIMは自身が契約した携帯会社へ行き解約を行うだけだが手続きに1時間ほどかかり手続きもチューターさんや中国語を話せる友達について来てもらい手続きを行った方が良いと思いました。アパートの退去はアパートのロビーに行って鍵を渡して電気代を払うだけですが、敷金の12000元(43000円)は退去の2時間前からしか受け取ることが出来なかったです。私は、全て使い切って帰国しようと思っていたので台北市内のホテルに2泊ほど宿泊しお土産などを買うなどして使い切りました。

最後に帰国するまでに行って見たかった台北101と松山空港の近くにある饒河街観光夜市に行き胡椒餅や蛋餅などを食べ歩きしました。饒河街観光夜市は今まで行った夜市の中で一番道幅が広くゆっくり見ることができとても良かったです。台北101は百貨店のような感じでハイブランドのお店ばかりだったのであまり見るものがなく観光でいくものではないと感じた。

無事約半年間の留学が終わり思い返すと、今まで気づくことのなかったことや気づかなかったことが少しずつ見えてきて、そこから自分自身興味のあることが出てきたのでそれを追求調べて行きたいです。そしていつか今回の留学が意味のないものにならないようにしたいとおもいました。

無事に今回の留学が終えることが出来たのも周りの人を協力があってこそのものだと感じました。ありがとうございました。

taiwan-nakagama01.jpg

taiwan-nakagama02.jpg

留学まとめレポート 中釜 湧暉

昨年の9月から今年の1月まで私は、台湾の桃園にある開南大学に約5ヶ月交換留学をした。開南大学では、中国語を学びそこで現地の人や他の国から来た学生達とたくさんの交流をした。約5か月間の留学でかかった費用は生活費、光熱費や携帯代を含め25万程かかった。敷金は、学校と提携しているアパートだけの費用で退去の際の簡単なチェックで終わるので家具などを壊したりしない限り敷金は全額返金されるので、実質約23万が実際の費用となる。

今回の留学に志望したきっかけ理由としては、大学に入学後に第二言語として大学1年から中国語の教科を履修しており友達の紹介などで大学に留学していた台湾人の学生と知り合う機会もあり、台湾にいってより学んでみたいと考え、台湾と日本との国の共通点が近隣諸国などと比べて多いと感じ、現在大学で経営学科なので自分が感じた共通点は実際に当てはまっているのか生活様式などについて見てみたいと思ったので留学を希望し参加したのである。

留学の準備として取り組んだことは、留学の資金を貯めるためのアルバイトはもちろんのこと、航空券の予約、停留ビザの取得のために大阪の台北駐大阪経済文化弁事処で停留ビザの申請手続き、大学の国際オフィスのことカフェで校内にいる台湾人学生から台湾について中国語の繁体語などを教えてもらったり、昨年開南大学に留学していた学生に話を聞いたり、YouTubeなどの動画サイトに台湾で放送されているものを実際に視聴し、書店や図書館などで参考書を購入し勉強するなどをして準備に取り組んだ。台湾での日常会話は繁体字と言われるもので中国語とは文字が異なり日本の書店には繁体字での中国語の参考はあまり販売しておらず探すのにとても苦労した。

開南大学では、学期は9月から1月と2月から6月までの2学期制で日本と違い9月から新学期なので半月ずれていることとなっており、履修授業は半学期17週で多くの授業では中間と期末テストがある。授業は、1科目50分の週に2回の授業が行われる。今回履修をした授業のほとんどは日本の大学と同様にテキストやプリントを使用した授業を行っていたが、その他にもグループで課題を進めるなどのアクティブラーニングや携帯やパソコンなどでアプリやサイトを利用した授業を中心に授業を進めていることがほとんどだった。今学期から、留学に向けての特別授業が設けられ、内容は、台湾人と日本人との考え方や文化の違いについて動画や資料を用いて行い、受講者が10人程度なので発音の練習を1人ずつ確認するなどだった。

開南大学は海外からの正規生が多く今年の9月から入学する日本人正規生だけでも50人ほど入学するほど海外からの学生を積極的に受け入れている為、受け入れている学生の多い国の言語を話せる教授が在籍したり、その国の言葉を話せるボランティア学生と共に授業を行ったりする授業もあるので、とても受けやすかった。授業の履修方法は、現地や海外からの正規生は日本の大学と同じようにインターネットを利用しシラバスなどを参照して履修を行うが留学生は履修用紙を用いて履修したい科目の担当の教授にサインをもらうのだが、中国語の語学力に応じて履修が可能な授業が限定され、留学してきた日本学生のほとんどが日本人正規生と同じ授業を受けることになったので、留学生の数人は日本語の授業などを履修したりし交友関係を作ったりしている学生もいた。私は、チューターの人と週に1度一緒に食事したり現地で出来た友達とよく食事しながら話したりすることが多かった。開南大学では学校内でのイベントが学科ごとや学校全体などで多く行われており学科ごとのイベントでは、学生が主催のイベントなどがあり約週1回程度何かイベントが行われ日本の大学と比べとても賑やかだった。

開南大学での留学生の生活は、開南大学には寮や提携のアパートがあり、留学生含め教授や一般学生のほとんどが学校周辺に住んでおり、実際に教授の隣の部屋で住んでいる人もいるほど多くの学生や教授が学校周辺に住んでいる。日常的な生活は、平日授業のある日は学校付近にある朝食屋で朝食を食べたり、学内にある食堂で友達と話したり図書館で勉強したり、自身の部屋に居たりして授業開始時間まで自由にすることができた。休日もアルバイトなどがないので、日本での生活と比べ落ち着いて生活することができた。休日になると、現地学生は実家に帰省し、休日を家族と過ごすことが普通なようで、金曜日などの休日の前日になると、バスを待つ長蛇の列ができたり、迎えの車が来たりと帰省する人がとても多い。アパートや学生寮ではキッチンがなく自炊出来ない状態なので、放課後や休日は外食しなくてはならないが、近年はUber eatsなどの宅配サービスも普及しスマートフォンのアプリ、電話やアパートに宅配サービスを利用できる用紙が設置しれているなど、宅配サービスが充実していて、わざわざ外出する必要はなかった。台湾での外食は基本的に単価が安いのもあるが、日本と比べ価格が安いものが多いので台湾では、自炊よりも外食の方が安価で済むことが多いので、外食がとても発達しているのである。なので、基本的な食生活は外食が中心になる。実際には朝の時間だけ開店している朝食店や、反対に夕方からしか開店しない料理店など、日本の様に同じような時間に開店し閉店する店とは違い、営業しているお店の時間帯が違うので、普段の生活で飲食店がなくて困ることはあまりなく生活することが出来た。また、校内や寮などの各フロアに1台お湯も出せるウォーターサーバーが設置されていた。日本の様に水道水を飲料水として利用する事が出来ないため、学校以外の駅などの公共施設などに設置されていることがあり、飲食に関する対応が日本よりも充実していた。

留学生活の中で印象に残っている事が2つある。1つ目は、台湾のイージーEasyCardと呼ばれるICカードの普及率である。台湾の人の移動手段としてバイクまたはバス、電車やMRTと呼ばれる地下鉄が一般的であり、その公共交通機関での運賃の支払方法が日本と同様なのだが、ICカードなどの電子マネーの普及率がとても高く、高齢化から小学生ぐらいの小さい子まで幅広い人達がICカードを所有使用していた。また、公共交通機関以外にも利用できる施設や店舗がとても多いことに驚いた。日本で私が住んでいる場所は、未だバスや電車などの公共交通機関では運賃を現金で支払いをしており、バスの下車する際は、未だ現金の両替や現金で支払うための列をよく目にする。日本でもICカードは普及しているが、出勤や通学など日常生活で必要不可欠な人が定期や定期付きのICカードを所持しているぐらいで、通勤などで自動車を利用している人がICカードを所有している人は、東京や大阪などの都心部を除いてあまり多くないと感じている。理由として考えられるのは、日本人には現金の信用価値が高くICカード、クレジットカードや最近利用者が増加してきているアプリケーション決済などのキャッシュレスがあるが、まだ現金を使う事が多い事が考えられ、私自身も実際現金での支払いが多く、台湾でのICカードの普及に驚き印象に残った。

2つ目は、日本に対しての海外からのイメージである。今回開南大学に留学してきた日本人学生の多くが、沖縄県や山口県などの台湾から比較近い場所から来ている学生が多く、関西からの学生は自身含め2名ほどしかおらず、留学開始当初、京都からの学生だと知ると現地学生の友達から京都特有の言い回しに関するネットのニュース記事やSNSの投稿などを持ち出され、その言い回しなどに対して事実なのかの有無を問われたり、言い回しの意味を聞いてきたり良くないイメージがある一方で、台湾国内にある日本製のものだけを扱うお店、広告などのイメージモデルで日本人の有名人を起用していたり、日本企業が鉄道や新幹線など台湾の人の生活に関わっていたりと良いイメージを与えているものもある。実際に、夜市や観光地に行き日本人だと分かると、店員さんに日本語で話しかけて来られることが多かった。日本にいると、他の国からどのように思われているかなどの評価を少しでも知ることがとても印象的だった。

今回の留学を終え、留学で体験したことは今までの中では経験できるものではなく、現地や実際体験し交流することで得られるものであり、貴重な経験であった。帰国すると、今まで気づくことがなかったことに気づき始めた。例を挙げると大学生のアルバイトで働いている多さや、先ほど印象に残ったことで挙げた交通機関や広告やマスメディアなどが与える他の国に対するイメージなど。その中でもテレビコマーシャルなどのマーケティングや広告についてとても興味を惹かれた。理由としては、日本と台湾で流れる広告は企業が狙っているターゲットが少し違っていることだ。国ごとにある考え方などの違いでターゲットや目的が異なるが、その他に国の国民の平均の収入などの経済的な問題や医療技術が影響し、普段よく目にするテレビコマーシャルなどの広告にも影響しているのではないかと考えたのと同時に、自分の住む日本は環境や生活がどれだけ豊かなのかを知った。

それらを含め、今後の目標としては広告やマーケティングの知識を深め、国によって広告などのターゲットが変わったり、経済的な問題や医療技術などが影響したりして、マーケティングなどが変わっているかを、実際に調べて結果を出すことが目標である。そして、台湾以外の他の国へ行き、もっと色んな場所を見てみたいと思った。