タイにあるランシット大学に交換留学している経済経営学部経済学科3年生の田中空翔さんのレポートを紹介します!
5月分:みんなありがとう!
サワディークラップ。
皆さんこんにちは。今月でタイ生活も終わりです。長かったような短かったようなこの約10カ月間。たくさんの貴重な経験をさせていただけました。タイに来た頃はすぐにインフルエンザとデング熱にかかり、慣れない現地の病院に入院したのも良い経験でしょう。当時は正直死ぬかと思うほどしんどかったけれど、そのような経験があったからこそ、その後の不安はありませんでした。私は授業に遅れて参加だったので、初めての授業のときは周りの先生方がとても親切で本当に助かりました。私が何かわからないことや普段の生活で困ったことなどを相談させてくださるLINEグループも作ってくださるほどの親切さでした。
私が思っていたタイの大学はタイ人と授業を受けると思っていましたが、実際にはタイ人よりもその他の人種の方が多い気がしました。私がインターナショナルクラスだったというのもあると思うけれど、クラスの6割はミャンマー人でした。他には中国、ブータン、ネパール、タイなどたくさんの人がいました。私も初めは驚いたが、タイの隣国のミャンマーは現在内戦が激しくて多くの人が移民という形でタイの大学に編入していることを知りました。ミャンマー人はとても日本人に似ておりて穏やかで温厚な人たちでした。もちろんタイ人の友達も何人かいます。ランシット大学には日本語学部があり、そこでのイベントに参加させていただいたときに交流をしました。なぜ日本に興味を思ったのか日本のどのようなところが好きかなどを聞けて日本人としてうれしく感じました。理由はみんなばらばらであったけれどアニメが好きな学生が多かったです。私もアニメが好きだったので共通の趣味としてよく話しました。留学する前に有名なアニメや旬のアニメは見ておくこと、話が弾みやすいのでおすすめします。
最後のお別れのときには、友達からのプレゼントや空港まで送ってくれる友達もいて私自身とてもうれしく感じた半面、悲しくもなりました。友達は寂しくなると言っておりまた戻ってくる約束もしました。そのためにも英語学習を続けて、次会うときはもっと英語を話せるように頑張りたいと思います。
4月分:ソンクランフェスティバル
サワディークラップ。
皆さんこんにちは。日本は暖かくなってきましたか?タイの4月5月は最も暑いと言われています。実際とても暑く熱中症になりそうです。4月13日から16日はタイの旧正月にあたり世界的にも有名な水かけ祭りが行われます。
これがソンクランフェスティバルです。近所や町、いたるところに水鉄砲を持った人や水いっぱいのバケツなどを構えた人がいます。多くの人が携帯や財布、電子機器を袋に入れて水没しないようにしています。誰彼構わずに水をかけられます。そんなクレイジーなフェスティバルです。夜の街カオサンロードやSiam(サイアム)での祭りが目立って有名である。
だがしかし、私は友達に誘われてシーチャン島に行くのであった。私も最初は知らなかった。その島は釣りのスポットとして有名である。また、世界でも有数の日本人街となっています。タイの江の島として有名である。実際ローカル場所に位置しており、とてものどかな雰囲気を感じる離島でした。中でもスルメの干し物が名産品です。つまり、私はイカ釣りをするために行きました。実際イカは釣れました。
最高に楽しかったです。釣ったイカは刺身にしていただきました。途中アジの群れとも遭遇し何匹か釣ることができました。島民の人たちは市内の人よりもとても暖かく優しかったです。雨が降って雨宿りを探しているときに場所を譲ってもらえたり、イカが釣れそうな場所を教えてもらえたりとても親切でした。
私たちが行ったシーチャン島でのソンクランフェスティバルも盛り上がっていました。ステージで歌やダンスの披露やタイボクシングなども行われていました。小さな子供からお年寄りまでが全員踊っていました。中には座ってお酒を嗜んでいる人もいたけれど曲が変われば踊り狂っていました。みんなが楽しそうで盛り上がっており最高の旅行でした。島自体は小さくレンタルバイクで1時間くらいあれば1周できます。イカ釣り以外にも有名な滝があるらしくとてもきれいらしいです。私も帰ってきてから友達に滝のことについて教えてもらったので次は滝も観光しに行きたいと思います。
3月分:Trip
サワディークラップ。
皆さんこんにちは。私は今月、プチ旅行に行ってきました。まず始めに行ったのはチャチュンサオです。市内から車で約2時間走らせたところにあるピンクガネーシャを観光しに行きました。ピンクガネーシャの近くにはワット・ソートーンという寺院がありピンクガネーシャから車で30分ほどの距離にあります。個人的にこの寺院はお気に入りです。見た目は白と金を基調としたもので寺院内は大理石がたくさん使われておりとても豪華でした。タイの友達曰くピンクガネーシャよりワット・ソートーンの方が、人気があるらしく無病息災にご利益があるとか?また、多くの参拝者が“卵”を持参していました。これは何?と尋ねてみると卵をより多くご奉納すると願いが叶いやすくなるというものでした。寺院の中にはたくさんのブッダにお祈りをしている人がいました。またブッダに金箔を貼る人もいました。これは金箔を貼ることで、信者は自らの信仰心や尊敬の念を表現し、仏教の教えに従って善行を積む行為で私も金箔を貼りました。金箔を貼る位置によっても意味が違うらしく一般的に顔や胸元に貼るのが主流でした。
その後ピンクガネーシャを参拝しに行きました。
あらゆる願いが叶うと評判な観光地で、何でも願いことを3倍の速さで叶えてくれるとか?いざ行ってみると、とても大きく美しいピンクガネーシャ様が居られました。ピンクガネーシャ様の前にはネズミの像があり全部で7体います。それぞれには生まれた曜日を象徴しており、自分が生まれた曜日の色をしたネズミの耳に願い事をささやくと願いが叶います。その際の注意点として、願いことをささやいているネズミ耳とは逆の耳を手で防ぐことです。そうすると願いが叶いやすくなるとか?私が願い事した内容はここでは言いませんが、日本語で願い事をしたので少し心配でした。
ここにはガネーシャ以外にも多くの像や伝統的なものまた、マーケットもありました。昼間は人が多く日差しも強いので夕方に行くことをおすすめします。
2月分
サワディークラップ!
もうタイに来てから7ヶ月が経ちました。今月の2月前半は課題や中間テストとても多く苦労しました。課題の量やテストの形式などは先生によって異なり、私が選択したある科目の先生は課題の量が多く、テストはプレゼンを行うもので中間と期末テスト合わせて計80%もあります。正直、しんどいですね。私がプレゼンでの懸念点はグループで行うからです。グループで行うメリットもたくさんあると分かっていますが、人にとって当たりはずれみたいなものが存在しているが懸念点です。クラスには異なる人種がおり文化の違いも人それぞれです。ほとんどグループ活動に参加しないで前日に何をするべきか聞かれたりしたときはガッカリでした。グループプレゼンの結果がチームメンバーの成績に反映されます。私の友人や日本人の友達も同じような理由でグループプレゼン嫌がっています。しかし、私にとってのメリットもあります。それは英語力です。ほとんどの学生が英語を非常に流暢かつ自然に使うことができます。私にはできないのでとても助かっています。スマートフォンにメモを書き込んで少し見る程度だと減点されないので、私はこの方法を使いプレゼンを乗り越えてきました。けれども、チームメンバーは何もなしでプレゼンを行っているのでため英語力の差を感じます。
中間テスト後はもちろん友人と遊びました。私が日本語学部のイベントに参加したときに知り合った友人とワットパクナムに行きました。見たことある方も多いのではないでしょうか?
大仏塔の中にあるエメラルドの仏塔が美しすぎました。この寺院には多くの日本人観光客がいました。タイ人の友達はもう何回も来たと言っておりあまり興味を持っていませんでした。ここは無料で回ることがでるのでぜひ行ってみてください。この塔は外側にも行くことができ時間帯によっては夕陽を見ることもできます。タイ人と遊んでいると彼らはよく「オイー」と言います。この表現には驚きや、痛み、迷惑などのとっさに出ます。日本語には存在しない発音であり、私はおもしろく感じていました。日本人の頷きの「え~、あ~」などは外国人によく真似されるのでおもしろく感じているのかもしれません。
1月分:プチトリップ
サワディークラップ!
今日は学校のfieldtripに参加しました。このプログラムはみんな交換留学生で学校側がすべてプランを組んでくださっているプチ旅行的なものです。アジア人は私ともう1人インドネシア人しかいなく、他の人はヨーロッパ人が多かったです。初めはPhra Phuttha Pusayaに行きジャイアント仏陀に会いに行きました。ワットポー(寝転がった仏陀)よりも大きく圧倒されました。奥はトンネルになっており中にはたくさんのブッタがありみんなでお祈りを行いました。タイで手を合わせるポーズ(祈り)を“ワイ”と言います。先生からワイを習い祈りささげていました。日本では体験できない文化の違いでありとても魅力的でした。ジャイアント仏陀の隣には小さな滝と湖がありとても綺麗でした。
私たちは次にバッファローアクティビティに参加しました。これは地域での伝統的な生活様式に触れてみるものでした。私はバッファローといえば闘牛のイメージがあったので少し怖かったです。しかし、実際バッファローは水牛であり闘牛とは少し違ったので安心しましたが、対面したときの大きさや威圧がすごく特に大きすぎる角が怖かったです。他の留学生たちも怖がりながらバッファローと写真を撮ったり触れ合ったりしていました。
タイの昔の暮らしにおいてバッファローは主に農業や荷役、生活の一部として利用されます。今でも田舎の方ではバッファローを使っている家庭もあるそうです。
私たちは次にキング・ナレースワン記念碑(King Naresuan Memorial Monument)に行きました。タイのアユタヤ県にある歴史的な記念碑です。この記念碑は国王の勝利の物語、つまり国王がどのようにして敵から国土を守り、現在のタイの形成に至ったのかを物語っています。詳しい内容は実際に訪問したときのお楽しみに!周辺にはたくさんの屋台や雑貨屋などもたくさんありまるでお祭りのようにも感じました。夜になると少し見栄えが変わりちょっとしたライトアップもされており綺麗でした。その後は実物のゾウや馬、ニワトリなどを使った演劇のようなものもありました。この劇はとても激しく当時のタイとミャンマーの戦いを表現されたものでした。ゾウや馬が使用されているが驚きで演劇であってもとてもリアルでした。周りの留学生たちも思わず「Wow」と驚きを隠せていませんでした。
12月分:卒業式
サワッディークラップ!
12月はランシット大学で卒業式がありました。大学内には出店もたくさんあり卒業式に使う花束がたくさん売られていました。多くの店にお金の花束が飾られて驚きと同時に自分も欲しいなと思いました。お金の花束は縁起が良くタイだけではなく多くの国で行われているとか? 友達が教えてくれました。
式典が終わり次第大学は大騒ぎでお祭り状態でした。
卒業式には卒業生の家族、一世帯、二世帯とたくさん集まっていました。1番驚いたのは下級生が卒業生のためにダンスや演奏を行うものでした。一部だけで行われていただけではなく、50メートル間隔で行われていました。日本ではあまり見かけてない独特のダンスや音楽が見ている私たちを楽しまさせてくれました。グループによってダンスも異なりとても魅力的でした。ダンスは夜までずっと行われており終始みんな笑顔で本当に楽しかったです。卒業生を祝うために多くの人がこのイベントに参加、協力しており温かみを感じました。
最近は学校が休みに入り外で過ごすことが多くなってきました。1人で外食することもあるし友達と出かけることもあります。1人で行動している私は現地の人からすればただの外国人(日本人)である。そのため、日本人が昔から大切にしてきた文化的な礼儀作法や綺麗な所作をタイでも大切にしていきたいと思いました。
タイで外食するときは、日本のレストランと同じようにあまり話しかけられたりしません。しかし、レストランにあまりお客さんがいないときは軽く話したりします。私はその時間がとても楽しいです。私の学校付近では日本人は珍しく自己紹介のときには絶対に驚かれ、良い反応をしてくれるのでとても嬉しいです。家にいて勉強するのも大切であるけれど実際に海外にいるので外で過ごす時間を増し、人間関係をより広げて行きたいと思います。英語での会話はだいぶ慣れてきたけれど、深い話や専門的な話をする事は難しいです。スムーズに会話できない自分が悔しいです。残り半分5ヶ月間の1日1日を大切に過ごしたいと思います。
11月分 :ロイクラトンフェスティバル
サワッディークラップ!
11月は1年に1回のタイで最も有名なロイクラトンというお祭りがありました!この日はタイ全土で様々なお祭りがあり、満月の夜に行われます。お祭りは地域によって少し異なります。ちなみにロイクラトンというのは、ロイは川に流す、クラトンは灯籠というもので「水の女神に祈りを捧げ、罪を謝罪し、自らを清める」お祭りです。私はバンコクのワットアルンの近くのお祭りに参加しました。お祭り自体は夜から始まるということであったのでワットアルンの前にワットポーを観光しに行きました。
見たことある方も多いのではないでしょうか?私は以前から知っていたけれど想像以上にデカいです!金色に輝く涅槃像の存在感に圧倒されました。
その後ワットアルンの方に向かいました。この2つの寺院は川を挟んで船で渡ることが出来るので1日で観光できます。これも見たことある方が多いのではないのでしょうか?
この寺院も近くで見たら想像以上にデカいです!ワットポーよりも大きく圧倒されました。
この建物に登ったは良いのですが、友達は高所恐怖症で一緒に降りるのが大変でした。その後、辺りを散策してから、お目当てのロイクラトンに!参加した時間が早かったのか、思っていたよりも人数が少なかったけれど、貴重な体験ができてとても楽しかったです。
チェンマイやスコータイの地域のお祭りは夜空にランタンを打ち上げるそうなので、とても綺麗らしいです。ぜひ、参加したいと思います!
そのあとは、日本食を食べにアイコンサイアムというショッピングモールに。やっぱり日本食が、一番美味しいです。食事中、突然「バンッ!!バンッ!!」と銃声のような音が聞こえたので慌てて外を見ると、大きな花火が打ち上がっていました。ものすごく近い距離だったので、とても綺麗でした。そこには多くの外国人(タイ人以外)もいましたが、大きな花火が打ち上がった時の反応は「おーー」と全員同じだったのは面白かったです。
11月はテストもあり、とても忙しかったです。テスト形式は選択問題や筆記またはグループワークで行うものやプレゼンなどもありました。ランシット大学では多くの授業でプレゼンがあります。もちろん英語でのプレゼンなので難易度が高いですが、携帯のメモを見ながらプレゼンを行っても問題ないので安心です。12月は休みが多くなるので英語学習にさらに力を入れて、もっとたくさんの人とコミュニケーションを取るためにも頑張っていきます。
10月分:Dogs and the Night Market
サワッディークラップ!日本の皆さん、いかがお過ごしでしょうか?タイは相変わらず暑い季節が続いていますが、最近は雨季に入って、毎日のように雨が降るようになりました。日本のように一日中降ることはなく、1〜2時間で止みますが、急に降ることが多いので、雨具は常備しておいた方が良いでしょう。雨季のタイの最大のメリットは、野良犬がいなくなることです!タイの野良犬は人慣れしており、昼間はコンビニ前や車の下の日陰で寝ていますが、夜になると凶暴になります。夜になると行動が活発になり、私も何度か野良犬に吠えられたことがあります。しかし、雨が降ると、野良犬は身を守るために避難するので、自然と襲われることがなくなります。
野良犬に遭遇した際は、以下の点に注意しましょう。
目を合わせない・走って逃げない・近づかない
野良犬は、目を合わせると威嚇ととらえられるので、目を合わせないようにしましょう。また、走って逃げようとすると、追いかけられる可能性が高くなります。そして、近づかないことも大切です。
さて、今回はタイ語の授業の課題でタイ語を使ってナイトマーケットで買い物や食事をしてきました。友達と一緒に行ったのですが、ナイトマーケットは以前行ったことがあるものよりも規模が大きく、ミニ観覧車や子供用の乗り物などもありました。私はそこで初、屋台飯のカオマンガイを食べました。カオマンガイはタイのソウルフードでもありとても人気です。ご飯の上に蒸し鶏が乗っておりその上からお好みでソースをかけて食べます。とてもおいしく、柔らかい食感であっさりした味でした。しかし、友達は「少ししか辛くないから一口いる?」と私にくれました。友達のものは別ソースがかかっており、せっかくなので頂くことにしました。一口食べた途端、辛すぎてむせました。痛いと感じるほどに辛く驚きです。
辛いソースは、私には辛すぎたが、友達はおいしく食べていたので、友達の辛さに対する耐性はすごいなと思いました。
ご飯を食べ終えて、その後は塗り絵ではなく塗りキャラクターを行いました。ペンキで塗っていくもので友達と協力して行いました。私たちはミニオンとルフィを塗っていました。互いに塗る部分の色を決めたり、アドバイスしあったりなどし、とても楽しかったし完成したときはやりがいを感じました。途中、集中しすぎて会話がなかったけれどその分上手に塗れました。
タイ語の授業で、タイ語を実際に使う機会があって良かったです。また、ナイトマーケットでおいしいカオマンガイを食べることができて、とても満足しました。
9月分:再び? そして友達と食事
こんにちは。サワッディークラップ。
いきなりですが、タイトルにある「再び?」を見て疑問に思われたのではないでしょうか?インフルエンザから回復して3日目の出来事です。私はデング熱に感染しました。この病は私にとって地獄のような日々でした。始めは体の倦怠感からです。その日は授業が朝からあり普段通りに登校していました。インフルエンザ回復後の学校で楽しみでもありました。しかし、疲れを感じて授業には集中できず、帰宅して体温を測ってみると38.8度もありました。次の日に病院に行き血液検査を受けた結果、デング熱に感染したことが分かりました。食欲も失せ嘔吐や高熱もあったため、入院することになりました。
入院先はサミティベート病院という施設で、ここは日本語が話せる方が居られることから日本人も多く来られます。ただ、この入院生活、本当にしんどかったです。熱は点滴のおかげで下がりましたが、食欲不振と嘔吐に苦しめられました。それでも食欲は無く、食べようにも1日1口の生活で、ほとんどの栄養を点滴だけで接種していました。トイレに行くのも一苦労で、点滴を押しながら歩くので疲れます。また、トイレに入ると吐き気を催すためトイレと嘔吐がセットの生活を余儀なくされました。そんな苦しい日々が5日ほど経ち症状も回復、退院も近づく頃、ふと自分の足を見ました。すると、一面真っ赤なブツブツに。とてもびっくりしましたが、医師から「すぐに消える」と聞いていたので、とても安心しました。日が経つにつれて、赤色から少し紫っぽい色になっていき気づけば全て消えていました。体はゆっくりと回復し退院できました。
学校に戻ると、たくさんの方が心配してくれました。「もう大丈夫?元気?」と声をかけていただき嬉しく感じました。
その後、友達と食事をすることになりました。その友達はフィンランド人で私よりも年齢は上でとても紳士的な友人です。彼と焼肉を食べたかったためバンコクの日本式の焼肉店に行きました。とても美味しく馴染みの味でした。また、日本ではユッケやレバ刺は規制されていますが、ここでは食べることができ良い経験ができました。友人は「こんなに美味しいものは食べたことがない」と感激していました。
この8月、9月はほとんど体調不良に苦しめられました。海外留学を考えている皆さんには、しっかり予防接種を行うこと、またデング熱は蚊を媒体に広がっていくため、虫除けスプレーなどを購入することもおススメします。
10月はテストも多い時期です。病気で遅れをとった分、勉強に励みたいと思います。
8月分
皆さんこんにちは。サワッディークラップ。今月のレポートは留学を決意した理由やそれまでの行動、訪問後の経験談について話していきます。
私が留学を決意したのは高校2年生の修学旅行でした。初めて海外に行き文化や人柄、雰囲気の違いなどたくさんのことに魅了されました。そのとき大学で留学をしようと思いました。その後、この大学に入学しすぐに国際センターに行き留学の情報を集めました。ところが、コロナの影響で留学は不可能と言われ私は一度諦めました。そして大学3年になりコロナの影響も減ってきたところで海外インターンシップというものを見かけ応募しました。1度諦めた海外への挑戦、やっとの思いで海外に行けるとなったところで運悪く中止になります。しかし、私はあきらめませんでした。何とかしてでも行きたかったので先生に相談したところタイへの交換留学が募集していました。私はすぐに応募し、面接での自己紹介や志望動機などを英語で対策しました。その結果合格し現在タイのランシット大学にいます。タイでの生活はとても楽しいです。特にタイ人の人柄がとても友好的で優しいです。初回の英語クラスで私が大学専用のメールアドレスがわからずに悩んでいたら授業後に声をかけてくれて、その場で教えてくれたり、わざわざ情報センターまで連れてってくれたり、気づけば1時間くらい経っていました。見知らぬ日本人の私にとても親切にしてくれました。今では仲がいい友達です。その友達と週末にナイトマーケットに行きました。日本でいう出店にあたると思います。たくさんの食べ物が売られてました。私もそこでの食べ歩きを楽しんでました。
そんな日々を過ごしていたら、タイに来てちょうど1週間が経った夜に39度の熱が出ました。初海外での1人暮らしで看病してくれる人もいません。私はとても不安になりながらペットボトルで頭を冷やしてました。発熱から3日目がたったとき、まだ熱が下がらず病院に行きました。私はインフルエンザAに感染していました。高熱も納得です。周りにインフルエンザの人はいないにもかかわらず感染しました。結局のところ薬のおかげですぐに熱は下がりました。その後家で休んでいると大学の先生が家までお見舞いに来てくれました。食べ物や飲み物、栄養ドリンクなどたくさんもらいました。そこでもタイの方の優しさをとても感じました。熱が出ている間も先生からの心配の連絡は毎日のように送られてきてました。タイの人は親切でとてもぬくもりを感じました。
タイに来てすでにたくさんの経験をしました。初めにしんどい思いをした分後のことが楽に思えています。これから本格的に授業が始まってきますので体調管理に気をつけて日々励んでいきたいと思います。