『事例報告:良い授業を創るために―授業の中で工夫していること―』
日 時:2017年6月21日(水)京都亀岡キャンパス
報告者:経済経営学部 堀池敏男 先生
人文学部 乳原孝 先生
健康医療学部 井口順太 先生
本年度第3回FD研修会は、「事例報告:良い授業を創るために―授業の中で工夫していること―」をテーマに、2016年度Best Teacher賞を受賞された先生方に、授業の進め方や工夫していること、課題について報告をしていただきました。
経済経営学部 堀池敏男 先生
・板書、最新の論文を用いたレジュメ(教科書はあまり使用しない)
・違う科目にまたがっても重要な項目はリピートを重ねる
・大学の授業は教員の個性、熱意(体験・経験を伝える)が重要
・大学全体をトータル的に考える→組織としての仕組み作り
人文学部 乳原孝 先生
・禁止事項の取り決め(飲食、内職、スマホ等)
・板書をたくさんする(学生を静かにさせる)
・通史ではなくテーマ史(学生の興味を引くようなテーマ)
・評価方法の紹介
・専門の刑罰についてスライド・映画を使用して紹介
健康医療学部 井口順太先生
・自分の長所を把握し、教科書プラス自身の体験を伝える
・学生との信頼関係を築く
挨拶、学生を指名(顔と名前を覚える)し授業への参加意識を高める
・学びのプロセス
①(授業等)学ぶ
②(学んだことを)実践する→現場実習
③(人に)教える→発表
・学生を鼓舞する熱意を持って挑戦し、夢を実現した人たちを紹介
・講義内容を常にアップデートし、最新の情報を提供する
質疑応答の際には、様々な意見交換が行われ、基本的なことを確実に積み重ねていくことが、良い講義を作る上で重要であることを再確認した、大変有意義な研修会となりました。