『教職員のためのメンタルヘルスケア』
日 時:平成29年1月18日(水)京都亀岡キャンパス・1月25日(水)京都太秦キャンパス
講 師:保健室 課長補佐 上仲洋子 氏
今回の研修会はFDとSDの共催で、「教職員のためのメンタルヘルスケア」をテーマに本学のメンタルヘルス体制やセルフケアの重要性についてお話しいただきました。
*4つのメンタルヘルスの推進
①セルフケア
②ラインによるケア
③事業場内産業保健スタッフ等によるケア
④事業場外資源によるケア
*セルフケアの重要ポイント
①自分の心身の変化(不調)に気づくこと
・悩みや心配事が頭から離れない
→ネガティブなことばかり考える
・寝つきが悪く、睡眠の途中や朝早く目が覚める
→睡眠とメンタルは深い関わりがある、睡眠は嫌な事から離れる時間
・気分が落ち込み楽しくない
→いつも楽しめる事が楽しくない
その他、イライラや肩こり・頭痛など体にも不調が起こる
②ストレスへの対処方法
・ストレスをうまくやり過ごす方法を見つける
→自分を勇気づける本や写真集、名言集など
・体のケアなど自分自身を大切にする時間を持つ
→ストレッチ、ヨガなど、体がほぐれると気持ちもほぐれる
日常生活においてストレスがなくなることはなく、心の疲れを溜めないためのセルフケアが重要であるが、通常の仕事がこなせなかったり、身体症状が強い場合は、早めに上司や産業医、保健室に相談することが大切である。
今回の研修会では、自分自身の心とからだについて改めて考える良い機会となりました。今後もさまざまなテーマについて、教職員で考えられる研修会を企画していきたいと思います。