2024年12月16日(月)~26日(木)の期間、本学 バイオ環境学部の探究プロジェクトで2年生と3年生が開発したスイーツが、京都府 亀岡市内のベーカリーとカフェで販売されました。探究プロジェクトとは、課題解決型学修授業の一つで、地域課題の解決や企業との連携に取り組んでいます。今回のプロジェクトでは、亀岡市に古くから伝わる「馬路大納言」小豆の産地活性化に取り組みました。「馬路大納言」は、粒が大きく風味が豊かなのが特徴で、これを活かした洋風スイーツを企画・開発し、若年層にアピールすることを目標にしました。
「あずきのスコーン」、「あずきのフロランタン」、「あずきのモンブラン」の3種類を販売。プロジェクトに参加した学生は、何度も試作を繰り返し、レシピを完成させました。実際に種まきや収穫も体験し、そうして得た小豆も商品に使用しました。実際に購入されたお客様からは、どの商品も小豆の風味が生きていておいしいと大好評で、地元のメディアで紹介されたこともあり、連日売り切れとなりました。
構想から販売までの道のりは、決して平坦ではありませんでしたが、多くのことを学ぶ機会になりました。商品を購入・賞味くださるお客様の笑顔を見て、大きな達成感を味わうこともできました。今回ご指導・ご協力いただいたベーカリー&カフェぱすてる、Café路花、および馬路大納言活性化委員会の皆様、本当にありがとうございました。
(バイオ環境学部 教授 船附秀行)