1月27日、株式会社SCREENホールディングスの垣内永次取締役会長をお招きし、「レジリエント経営 ~持続的成長をもたらす経営~」をテーマに特別講演を開催しました。本学 太秦キャンパスで実施したこの講演会には、本学 ビジネススクール在校生・修了生、京都企業研究センター会員様、本学教職員を含め約40人が参加しました。
講演では、株式会社SCREENホールディングスの創業から現在に至るまでの事業変革の軌跡や、垣内会長が直面された数々の重要な経営判断についてお話いただきました。特に、2008年のリーマン・ショックを乗り越えた際の決断や、挑戦と変革に関するエピソードは、参加者にとって大変示唆に富む内容でした。



また、垣内会長の座右の銘を体現する「情熱こそすべて」という力強いメッセージは、参加者の今後のキャリア形成に向けた大きな刺激となりました。
質疑応答では、「新規事業の展開における成功の秘訣は?」や「ホールディングス制を導入した意図は?」などの質問が寄せられ、これらに対して垣内会長は、「本当にこの市場が成長するかを見極めることが重要」と「事業を担う各組織が迅速に意思決定できる仕組みを整えるため」と説明されました。
出席者からは、「経営者の決断力と情熱に感銘を受けた」、「リーマン・ショックを乗り越えた戦略から、多くの学びを得た」などの感想が寄せられました。
今回の講演は、経営戦略の実践的な視点や、企業の持続的成長を支える組織体制のあり方について、多くの学びを得る貴重な機会となりました。
本学 MBAプログラムでは、今後も企業経営の最前線で活躍するリーダーをお招きし、実践的な学びの機会を提供してまいります。

(社会連携支援室 岡 徹)