京都先端科学大学 工学研究科 修士課程2年のKaran K.C.さんが、2025年4月18日~20日に京都で開催された第11回制御・自動化・ロボティクス国際会議(ICCAR 2025)において、最優秀口頭発表賞(Best Oral Presentation Award)を受賞しました。
この賞は、研究発表における優れたプレゼンテーション能力、明確なコミュニケーション、ならびに学術的貢献が高く評価されたことによるものです。Karanさんの発表は、世界各国の研究者や学生から寄せられた多数の発表の中でも際立ったものでした。
ICCARは、IEEEロボティクス・オートメーション学会の共催のもと、ジョージア大学、エセックス大学、リバプール大学などの支援を受けて開催される、制御、自動化、ロボティクス分野における世界有数の国際学会です。
Karanさんの受賞研究は、京都先端科学大学 NISAR(Novel Intelligent Systems and Advanced Robotics)研究室のサジド・ニサル准教授の指導のもとで行われました。研究テーマは、ロボットの遠隔操作や仮想/拡張現実環境における没入感と操作性を高めるための、触覚フィードバック技術の新たな手法とメカニズムの開発に関するものです。

ニサル准教授は次のように述べています。
「この受賞は、Karanさんのたゆまぬ努力の成果であり、本学が掲げる研究卓越性の文化の現れです。国際的な舞台で本学の学生が高く評価されることを、大変誇りに思います。」
京都先端科学大学は、Karanさんのこの素晴らしい成果に心より祝意を表するとともに、今後のさらなる活躍を期待しています。
(工学部教授 川上浩司)