2024年8月22日(木)・23日(金)に「大学見本市 イノベーション・ジャパン2024」(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST))が、東京ビッグサイト(東京国際展示場)にて開催されました。このイベントは、全国の大学や公的研究機関等から創出された研究成果の社会還元、技術移転、実用化に向けた産学連携等のマッチングを目的として、2004年から開催されています。
本学からは工学部 生津 資大教授が「目に見えない材料の変形と破壊を可視化する卓越実験技術」、ナガモリアクチュエータ研究所 堂前伸一特任教授が「EVエネルギー効率分析システム」を出展しました。
イベント会場内は2日間とも来場者で賑わい、本学ブースにも多くの企業・団体の方から訪問があり、活発な交流を行いました。
参加教員のコメント
生津 教授
毎年参加させていただいている大学見本市に今年も参加することができました。今回は「電子顕微鏡の中でカーボンナノチューブ等の肉眼では見えないナノ材料の引張試験を行う技術」を紹介しました。材料やデバイスのメーカーから商社、大学関係者など、幅広い業種の方にブースにお越しいただき、私どもの技術に大いに興味を持っていただきました。このイベントを通じて産学共同研究等に発展することを期待しています。
堂前 特任教授
今回の大学見本市では多くの自動車メーカーや部品、材料メーカーの方々に私の展示内容に興味を持っていただいてブースを訪れていたき、技術担当者目線からの開発したシステムに対するフィードバックがいただくことができました。また来訪者への説明を通じて、開発成果の訴求ポイントや、社会実装のイメージをさらに明確化することができました。来年も機会があれば参加したいと思います。
(研究連携センター 中村千絵)