2024年7月1日、2年生の音声障害学授業の特別講師として京都喉友会から会長の林田様、副会長の伊藤様にお越し頂きました。ご病気によって声を失うこと、またその代替発声法について、その当事者であるお二人から「声よふたたび ~69年の歴史をもつ京都喉友会の活動~」として特別講義を行って頂きました。
また電気式人工喉頭という発声機器の使い方の指導や使用体験もさせて頂きました。大変貴重な学びの機会となりました。
〈受講後の学生の感想より〉
電気式人口喉頭や食道発声で話しているところを間近で見ることができて、とても勉強になりました。
お2人の元の声を知っている人は新しく得た声を聴いても、違和感なく、その人の声に聞こえるとおっしゃっていたのがすごく印象的でした。
電気式人工喉頭を使わせて頂き、難しさを身をもって感じました。
今にいたるまでの困難や今の悩み、言語聴覚士に望むことを直接聞くことができたので自分が実際に言語聴覚士になれた時は1人1人に寄り添うことができるひとになれるようにしたいです。
本学では学生にとってよりよき学びの機会が得られるよう、今後も取り組んで参ります。
(言語聴覚学科 講師 古田功士)