2024.06.13

2024年度AIP事前授業‧企業研究会【経済経営学部】

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2024年2月中旬から3月末にかけて、AIP(国内長期インターンシップ)の事前授業・企業研究会が行われました。

AIPとは、本学と国内の受け入れ企業が連携し、学生が3年次に約3ヵ月間の長期就業体験を通じて本格的に企業実務を学ぶ、本学独自のプログラムです。

企業研究会(2月13、14、15日)

2024年度実習先企業の担当者をお招きし、企業研究会が実施されました。企業の概要や実習内容について説明頂き、学生からの質問にもお答え頂きました。実習先企業についての理解を深めることができ、学生にとって有意義な時間となりました。

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実務家教員による講義(3月5日)

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宇田川雄彦先生​

本学経済経営学部の実務家教員である宇田川特任教授が、株式会社JTBでの職務経験をもとに社会人としての心構えについて講義を行いました。また、旅行会社による地域活性化の取り組みについても説明しました。

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●井野口順治先生

本学経済経営学部の実務家教員である井野口特任講師が、株式会社京都銀行での39年間のキャリアをもとに、銀行の業務と株式、金利、為替の関係について講義を行いました。また、企業分析の方法を説明し、実習先5社の特徴をお話ししました。

実務家教員による講義(3月6日)

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梶田晋吾先生

本学経済経営学部の実務家教員である梶田特任教授が、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社での職務経験をもとに公共事業への民間活力導入や地域貢献についてお話ししました。公共事業の民間化の歴史についても説明しました。

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細尾真生先生

本学総合研究所の細尾特任教授が、京都の伝統的織物である西陣織の技術を守りつつも、技術革新を通して、西陣織を更に発展させるための取り組みについてお話ししました。具体的事例として、インテリアやファッション、最新技術に西陣織を取り入れた事例についても紹介しました。

会計情報から企業を知る(3月7、8日)

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藤川義雄先生

本学経済経営学部の藤川教授が、「会計情報から企業を知る」をテーマに講義を行いました。

財務三表(「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」)の見方や財務分析の指標について解説しました。

また、実習先企業の財務情報やビジネスモデルに着目した企業研究を行いました。

「成長かつ長寿のビジネスモデル-スタートアップ~巨大企業へ-」(3月13日)

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徳賀芳弘先生

本学経済経営学部長の徳賀教授が、「成長かつ長寿のビジネスモデル-スタートアップ~巨大企業へ-」をテーマに講義を行いました。

日本を代表する京都企業を例に挙げて、京都企業の長寿の秘訣についてお話ししました。京都の長寿企業の共通点や京都で繁栄した産業に関する分析もあり、実習生は幅広い視点から京都企業を学べました。

講義の最後には、京都企業の今後について質問が挙がり、実習生は京都企業の過去、現在、未来について考えることができました。

これらの事前授業・企業研究会を経て、企業実務に取り組んでいきます。実習生9名にとって企業に関する視野を広げるとともに、5月からの企業実習に向けて各自の目標を考える機会となり、有意義な授業となりました。

「AIP(国内長期インターンシップ)」について、詳しくはこちらをご覧ください。 

(経済経営学部 教授 三保紀裕)