2024年5月26日(日)、亀岡市千歳町の出雲大神宮において、御田祭(おんださい)が執り行われました。バイオ環境学部の学生7人が、“早乙女”として参加しました。宮司様はじめ関係者の見守る中、早乙女の衣装をまとい緊張しながらも無事大役を果たすことができました。
出雲大神宮の周辺は稲作地域として知られています。「御田祭」は宮中では豊作祈願の祭典として執り行われています。出雲大神宮での「御田祭」は、昭和初期以来、途絶えていましたが、2014年に84年ぶりに古儀復活しました。
学生たちは、身を浄めて神宮内の神饌田に向かい、一連の儀式の後に神饌田で田植えを奉納しました。神饌田で育った稲は、9月の抜穂祭(ぬいぼさい)で刈り取られ、11月の新嘗祭(にいなめさい)で使われます。
(バイオ環境学部教授 藤田裕之)