佐藤嘉倫人文学部長が寄稿した『Handbook of Post-Western Sociology: From East Asia to Europe』がBrill社から刊行されました。本書は東アジアとヨーロッパの視点から西洋中心の社会学を問い直すことを目的としたものです。佐藤教授は”Globalization and Social Inequality in the Context of Japan”という論文を寄稿しました。本論文はグローバリゼーションが各国の労働市場の特性によってその国固有の社会的不平等を生み出すと主張し、日本の労働市場の特性と社会的不平等について詳細な分析をしています。
日本の労働市場や社会的不平等に関心のある方はぜひご覧ください。
(人文学部教授 山本淳子)