本学人文学部心理学科の小山智朗准教授は、このたび創元社から『〈私〉を生きる心理臨床:「水平性をめぐる動き」と「垂直性をめぐる動き」から』を出版しました。
本書は、〈私〉という視点から心理療法(カウンセリング)について考察したものです。〈私〉とは、自分の可能性を最大限に生きる主体(自己)とされていますが、実際はどのようなものでしょうか。また、どうすれば〈私〉を育めるのでしょうか。
「人と関わる仕事に就きたい」と考えている方は、ぜひ手に取って、ご覧になってください。
小山智朗准教授コメント
この本は、以下の3タイプの方にお勧めします。
- 「カウンセリングを学びたい方」→4章以降はカウンセリング場面も具体的に検討しているので、「カウンセリングってそういうことか!」と深く分かります。
- 「自分を知りたい方」→自分の「水平性をめぐる動き」がどれくらいか知っていますか?
- オマケ「寝つきが悪い方」→理論編の1~3章はやや難解で、読むとすぐ眠くなれます!だって、書いた私が読んでも時々眠くなるので(笑)。※使用上の注意:眠りたい場合、4章以降は服用中止(笑)。
(人文学部教授 山本淳子)