2022年11月19日(土)、「キャリアフェスティバル」が京都太秦キャンパスで開催されました。本学のキャリア教育の一環として、計1238人の1、2年生を対象に実施。学生の就職活動や将来の仕事選びなどに役立ててもらおうと様々な業界で働いた経験のある、およそ50人もの教職員が講師となって、学生たちに「働く意味」を語りかけました。
この日は対面で開催のため、通常授業と同様に「3密回避」などコロナ対策に万全を期しながら、各教室に講師を配置し学生が教室を回る形式で開催。豊富な実践経験を持つ本学の教職員たちが「働くリアル」を学生たちに熱く語りかけました。学生らも「その仕事の大変さ・やりがいとは」、「学生時代に備えたことは何か」など多くの質問を講師陣に投げかけ熱心に聴き入っていました。
「キャリアフェスティバル」終了後、経済経営学部1年の男子学生は「自分の意志で、自ら行動することの重要さを感じた。学生のうちに、臆する事なく、様々なことにチャレンジしたい」と意気込みを話し、人文学部2年の女子学生も「今まで自分の興味の無かった業界の話を聞き、新たな面白さの発見があった。広い視野を持って就職活動に臨むことで、開けるキャリアもあることを知った」と感想を述べました。
「キャリアフェスティバル」は、1年生向けの「キャリアデザインⅡ」、2年生向けの「キャリア形成実践演習Ⅰ」の授業の一環として実施しています。学生の就職支援を盛り上げようという全学プロジェクトであり、本学のキャリア教育におけるハイライト企画でもあります。第三回目の開催である今回は講師陣を大幅に入れ替え、様々なバックグラウンドを持つ教職員29人が新たに加わりました。
本学では「社会に貢献できる即戦力となる人材の育成」を実現するため、昨年度からキャリア教育の改革を進めてきました。「キャリアフェスティバル」の他に、京都を中心とした大手優良企業などの関係者から話を聞く「企業登壇Day」を設けたり、キャリア科目の授業参加にはスーツ着用を義務付けたりするなど、実践的なプログラムを提供しています。学生たちは、こうした全学を挙げての後押しを受けながら将来への一歩を踏み出していきます。
教職 | 49人 |
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業界 | 人数 |
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研究者・教員 | 10人 |
公務員 | 2人 |
メーカー | 8人 |
インフラ・小売り・商社 | 3人 |
IT | 4人 |
航空・旅行・サービス | 5人 |
金融 | 5人 |
メディア |
2人 |
教育・人材 | 10人 |
(キャリアサポートセンター 小島温奈)