2022年11月19日(土) 午後1時~午後4時20分に、本学言語聴覚学科主催のスキルアップセミナー(失語症・高次脳機能障害領域)を、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
最初のプログラムの症例相談会では、高井病院・大浦先生が脳損傷によるコミュニケーション障害の事例発表をされました。学会発表や論文執筆にも繋がるような、大変興味深い内容でした。
続くミニレクチャーでは、本学言語聴覚学科の吉村教授が、「ワーキングメモリの評価~リーディングスパンテストの実施と臨床に便利な解釈の一例~」と題した講演を行いました。ワーキングメモリは、日常生活に欠かせない脳の働きの一つです。臨床に使うことを目標に、ワーキングメモリ測定方法の演習も行いました。
今回は、全国各地からもオンラインでご参加いただきました。中には、本学の言語聴覚学科の学生も自主的に参加。相談しやすい和やかな雰囲気からも、刺激を受けることのできる有意義なセミナーになりました。
事例の発表をされた高井病院・大浦先生(症例相談会)
吉村教授によるミニレクチャー
症例相談会で事例発表をされた大浦先生(右)、本学言語聴覚学科3年生の木村君(中央)、本学木村准教授(左)
(健康医療学部 教授 吉村貴子、准教授 木村航)