健康医療学部健康スポーツ学科の満石寿准教授が、2022年3月に研究論文を発表しました。その研究論文では、身体を動かす「フィットネス」と計画的思考を行うゲームである「テトリス」を同時に行うスマートフォンのアプリ「FITRIS(フィットリス)」が、一時的なストレス緩和と認知的柔軟性(思考を切り替える能力)の向上を促す効果を示しました。
スマートフォンを使いゲーム感覚で楽しみながら行う短時間の「頭と身体の運動」は、気持ちや思考を切り替えたいときや少し身体を動かしたいときに、どこでも手軽に実施できます。心身の健康や認知機能の維持に繋がる一つの手段として、活用の場が広がることが今後期待できます。
研究論文は、デジタル領域の学術論文を掲載する電子ジャーナル「Journal of Digital Life」で公開されています。また、4月23日には、産経新聞グループの経済情報サイトSankei BizやYahoo!ニュースに掲載されましたので、ぜひご覧下さい。
(健康医療学部 准教授 満石寿)