2022.04.05

「生命のメッセージ展 in 京都先端科学大学〜4.23 亀岡集団登校交通事件から10年今、伝えたいこと〜」の開催のお知らせ

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10年前の4月23日の亀岡集団登校交通事件を覚えていますか?

亀岡集団登校交通事件とは、2012年4月23日朝、京都府亀岡市の府道で、市立安詳小学校の集団登校の列に、当時18歳だった無免許の少年が運転する軽乗用車が突っ込み、小谷真緒さん(当時7歳)、横山奈緒さん(当時8歳)と付き添いで妊婦だった松村幸姫さん(当時26歳)と胎児が死亡、児童7人が重軽傷を負った事件です。

今年の4月23日でその事故から10年が経ちますが、事故が起きてから10年という節目に、事件のことも覚えていない若者も増えてきている中で、今一度事件を振り返ってもらうと共に、社会に向けて、同じような事故を起こさないために発信するため、被害者遺族と京都先端科学大学経済経営学部の阿部ゼミの学生が中心となって、実行委員会を立ち上げ、150命のメッセンジャーを展示する生命のメッセージ展(本開催)を以下のとおり京都先端科学大学で開催することとなりました。

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生命のメッセージ展展示

日時

2022年4月18日(月)〜23日(土)
18日(月)〜22日(金) 10:30〜17:30  《一般の方は申込制》
23日(土) 10:00〜18:30  《参加申込不要》

場所

京都先端科学大学 京都太秦キャンパス 西館 ハピネスホール

4月18日(月)〜22日(金)の申込方法

平日は大学開催のため、申込制とさせていただきます。
展示閲覧を希望される方は、下記のメールアドレスまで

①お名前
②メールアドレス
③電話番号
④参加希望日時(例:21日●時ごろ)
⑤ご質問等をお送りください。

申込メールアドレス:inochimessageinkuas@gmail.com

シンポジウム(23日)参加申込不要

「絶望とともに歩んだ先に」

日時

2022年 4月23日(土)13:00〜16:30   受付は12:30より

場所

京都先端科学大学 京都太秦キャンパス 南館 嵯峨野ホール

第1部

被害者の声を届ける  13:00〜14:30

小谷真樹  中江龍生 (亀岡交通事件遺族)

第2部

パネルディスカッション 14:45〜16:30

テーマ:遺族と考える「償い」

コーディネーター

広瀬一隆 氏  京都新聞

パネリスト

石塚伸一 氏  龍谷大学法学部教授
仲 律子 氏  公益社団法人みえ犯罪被害者総合支援センター副理事長
中江美則 氏  亀岡交通事件遺族・更生保護団体ルミナ代表
高田絵里 氏  亀岡交通事件遺族

事件から10年、今一度、亀岡交通事件を振り返ってもらい、シンポジウムやさまざまなメッセンジャーに記されているメッセージや彼らの生きた証である靴を通し、生命の大切や被害者遺族の想いを本イベントの参加者に感じてもらいたいと思っています。

ぜひ多くの方にご参加いただければと思います。

(経済経営学部 准教授 阿部千寿子)