1月18日(火)、人文学部歴史文化学科 京都文化探究プログラム2年生の基礎ゼミでは、京友禅染め験実習を行いました。
ご指導いただいた「古代友禅株式会社」は、昭和5年「古代友禅御染所」として創業。昭和26年の創業以来、通産大臣賞受賞14回をはじめ、中小企業庁長官賞、京都府知事賞、東京都知事賞、京都市長賞等多数を受けた実績を持つ工房です。また。昭和55年に京都で最初に一般向けの友禅染体験を始めた工房としても知られています。
まず、江戸時代に絵師の宮崎友禅斎が創始した京友禅の歴史を解説頂き、今回は「型染」を体験しました。素材に型紙をセットして色を置くことを繰り返し、最後に白い糊で模様の輪郭線を描くと、美しい柄が浮かび上がります。
学生の声
- 友禅染の歴史と複雑な技法を知り、工程の多さに驚いた。
- 色の取り合わせは決まっていたが、自分の好みで変えることもでき、楽しかった。
- 今回は初めてだったが、また体験したい。
京都文化探究プログラムでは、コロナ感染対策を徹底しながら、学生の豊かな京都文化体験を促進していきます。
(人文学部 教授 山本淳子)