新型コロナウイルス感染症の拡大により、ひっ迫する保健所業務の支援を行うため、本学健康医療学部の河田志帆准教授はじめ教員6名は、京都市が主導する「京都市版IHEAT」に登録し、2021年8月から府内の保健所で実施する疫学調査並びに自宅療養者の健康観察業務の支援をスタートさせます。
IHEAT(Infectious disease Health Emergency Assistance Team: アイ・ヒート)とは、濃厚接触者の調査や療養者の健康確認など感染症対策における保健所業務を支援する外部の専門職チームのこと。医師、看護師、保健師、助産師など医療従事者を中心に都道府県単位で構成されています。
このたび、新たに発足した「京都市版IHEAT」は、京都市が「大学のまち・京都」の利点を生かし、市内にある看護系大学に所属する教員(看護師・保健師・助産師)らで構成する京都市独自の専門職チームになります。現在、応援期間としては、2022年3月31日までを予定しています。
(看護学科准教授 河田志帆)