本学人文学部心理学科の山愛美教授の著書『村上春樹、方法としての小説―記憶の古層から』(新曜社)がこのほど、日本箱庭療法学会の学会誌『箱庭療法学研究』第33巻第2号の書評で取り上げられました。
この著作は2019年12月に出版されました。「方法としての心理療法」を選んでいる私たちにとって、村上春樹の作品がなぜこんなにも深く響くのかを今までにない角度で示し、臨床のヒントに満ちている著作だと評されております
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![20210705_yama.jpeg](https://www.kuas.ac.jp/application/files/3416/2545/8162/20210705_yama.jpeg)
山 愛美教授コメント
『村上春樹、方法としての小説―記憶の古層から』は、一般の読者にも向けて執筆したものですが、書評では、心理療法、深層心理学の視点から本当に私が伝えたかったことを読み取ってくださっていることがわかり、とても嬉しく思っています。
(人文学部歴史学科 教授 山本淳子)