本学心理学科を今年3月に卒業した北野景士さんが、徳島のケーブルテレビ局テレビトクシマの番組「ステップ」に取り上げられました。
北野さんは卒業後、地元徳島の企業「フジみらい」に就職。心理学とは畑違いの土木の世界に飛び込み夢に向かって努力する姿が、番組の「頑張れ!職場のニューフェイス」企画で報道されました。番組は5月に放映。北野さんの出演部分を、ぜひ動画でご覧ください。
在学中の北野さんはどんな学生?
1年生ゼミを担当した心理学科伊原千晶准教授に、在学中の北野さんについて聞きました。
Q.1年生の時の北野さんは、どんな印象でしたか?
大変まじめで、自分で考え、落ち着いて発言できる学生で、穏やかで安定した性格の持ち主でした。まさに「縁の下の力持ち」のキャラでした。また1回生の間は、勉強に集中したいという意志から、アルバイトもしていませんでした。
Q.北野さんは在学中、何に力を入れていましたか?
ゼミのレポート作成では、1回生ながら専門書や論文を読み、心理学の面白さ・楽しさを味わった結果、公認心理師という将来の夢を持つに至りました。「勉強する楽しさを知った」と話していたのが、とても印象的です。
Q.先生から現在の北野さんに一言お願いします。
元気に活躍されている姿を見て、大変うれしく思いました。一見、心理学とは別分野に進んだように見えますが、「人のためになる」「人の役に立つ」ということを強調しておられるのを聞いて、「対人援助」という、大学での学びの本質が、北野さんの中で生き続けていることを感じました。人と関わり続けて、すてきな社会人になってください。
(人文学部 山本淳子)