本学女子バスケットボール部が加盟する関西女子学生バスケットボール連盟主催の試合が、10月3日(土)からスタートする。初戦の相手は、同志社女子大学。
新型コロナウイルスの影響で、春の全関西女子学生選手権大会に続き、今秋開催予定だった関西女子学生バスケットボールリーグ戦も中止が決定していた。しかし、連盟はリーグ戦の代替試合としてトーナメント形式で、2週(2020年10月3日(土)~10月11日(日))にわたり開催する「2020年度関西女子学生バスケットボール交流大会」の実施を決めた。交流戦を前に、女子バスケットボール部キャプテンの杉選手(健康スポーツ学科 4年)と山本監督に意気込みを伺った。
杉選手は今のチームの状態について「4、5月とチームとして練習ができない間も、各自が自主トレーニングを行うほか、週に一度zoomを使ってみんなでトレーニングを行った。練習を再開してから徐々に練習の質を上げることができているので順調だ」と話し、交流戦については「新チームで初の公式戦の相手は、去年も対戦をしたことのある同志社女子大学。お互いプレースタイルはわかっている。試合の映像を見て対策をしているので自分たちの走り勝つバスケをしたい」と話した。
チーム内での注目選手を聞くと、1年生の吉原選手(心理学科)と細川選手(健康スポーツ学科)、2年生の石田選手(健康スポーツ学科)をあげ、「2人の1年生のアグレッシブなプレーと石田選手の得点力に期待している」と、大学生活最後の大会に向けて、後輩へエールをおくった。
山本監督はコロナによるチームの影響について「4、5月は普段の生活すら制限されていたが、大学のトレーニングルームのトレーナーと相談して毎日個人練習のメニューを作成し、体調管理に努めた。また、他大学のコーチたちと情報交換をしながらその時期にやるべきことをやってきた。それでも、練習を再開した6月はやはり筋力や走力が落ちていた」と話した。
約10か月ぶりの公式戦について「一戦必勝を目標に集中して自分たちのバスケットをしたい。2週間前にようやく練習試合を1試合行うことができたものの、去年と比べると試合前の準備が十分ではないのでケガにも注意しないといけない。今回の交流戦は調整も含め、期間が2週間しかないので、少しのケガでも出場できなくなるケースもでてくる。そのため、ケガをしないことがプレーの成功、つまり勝利につながる。本番は何が起こるかわからないので健康に、安全に大会を終えることが一番だ」と話した。
期待している選手を聞くと、「全員に期待しているが、特にキャプテンの杉選手。自粛期間中も一番頑張っていたし、練習再開後の状態もチーム内で突出してよかった。4年生なのでこの試合にかける思いは、誰よりも強いと思うのでいいプレーをたくさんしてほしい」と話した。
女子バスケット部の皆さん、一戦必勝をスローガンに頑張ってください!!
~KUASスポーツ振興室では体育会系クラブを全力で応援、サポートします!!
(取材 バイオサイエンス学科 1年 青木 陸)
(文責 スポーツ振興室 山本 瑞穂)