野村優選手(経営学科4年)、森田奈那選手(心理学科3年)が2021年6月12日(土)に第23回近畿クラシックパワーリフティング選手権大会、13日(日)に第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会に出場。相次いで日本記録を出し優勝した。
この結果、本学から2021年世界クラシックパワーリフティング選手権大会(ベラルーシ共和国開催)の日本代表選手として5人(うち2人は候補者)の出場が決定した。さらにこの5人は三重とこわか国体の代表選手にも選出された。
↑一般のトータルとデッドリフトの日本記録を確定させた野村選手
↑優勝を確定させた金子選手のデッドリフト試技
~大会結果詳細~
●6月12日(土)開催 第23回近畿クラシックパワーリフティング選手権大会
<三重とこわか国体 最終予選会>
【女子63kg級】
野村 優(経営学科 4年生) 優勝 ※国体代表選手に決定 女子最優秀選手賞獲得
「二日連続でトータルの一般日本新記録を樹立できたことは大きな自信になった。」
記録
トータル:437.5kg(一般・ジュニア日本新記録)
SQ:142.5kg
BP: 90.0kg(ジュニア日本新記録)
DL:205.0kg(一般・ジュニア日本新記録)
【女子69kg級】
森田奈那(心理学科 3年生) 優勝 ※国体代表選手に決定
記録
トータル:405.0kg(ジュニア日本新記録)
SQ:160.0kg(一般・ジュニア日本新記録)
BP: 75.0kg(ジュニア日本新記録)
DL:170.0kg(一般・ジュニア日本新記録)
●6月13日(日)開催 第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会
<2021年 世界クラシックパワーリフティング選手権大会(ベラルーシ共和国) 日本代表選手選考大会>
【女子63kg級】
森田奈那(心理学科 3年生) 準優勝 ※日本代表選手候補者
「スクワットとベンチプレスの第3試技はもっと攻めても良かったかもしれない。次回はスクワットの日本記録を樹立します。」
記録
トータル:412.5kg
SQ:162.5kg
BP: 77.5kg
DL:172.5kg
【女子69kg級】
野村 優(経営学科 4年生) 優勝 ※日本代表選手に決定 優秀選手賞獲得
記録
トータル:430.0kg(一般・ジュニア日本新記録)
SQ:140.0kg
BP: 90.0kg(ジュニア日本新記録)
DL:200.0kg(一般・ジュニア日本新記録)
【男子66kg級】
浅井優希(健康スポーツ学科 4年生) 5位
「就職活動が忙しくちゃんと調整を行えなかったが、久しぶりの試合にモチベーションが上がった。」
記録
トータル:435.0kg
SQ:145.0kg
BP: 90.0kg
DL:200.0kg
【男子74kg級】
奥田大生(食農学科 3年生) 3位
「自己ベストを大きく上回り努力の成果を出せたが、ほんの少しの差で世界大会の切符を掴み取ることができなかった。今回の反省点を活かして、今後の練習に取り組む」
記録
トータル:547.5kg
SQ:207.5kg
BP:125.0kg
DL:215.0kg
【男子93kg級】
塚脇敏貴(健康スポーツ学科 4年生) 準優勝 ※日本代表選手候補者 ※国体代表選手に決定
「優勝をすることができかなったことは残念」と悔しさを、にじませつつも「優勝には届かなかったものの、全ての試技を成功させることが勝つために大切なことのひとつだと学ぶ試合になった」
記録
トータル:652.5kg
SQ:220.0kg
BP:150.0kg
DL:282.5kg
【男子105kg級】
金子万生(健康スポーツ学科 2年生) 優勝 ※日本代表選手に決定 ※国体代表選手に決定
「試合当日は膝の怪我が嘘のように調子がよく、無事に日本代表と国体代表に選ばれることができた。今後は膝をしっかりと治して全力を出せるように頑張っていきたい」
記録
トータル:660.0kg
SQ:240.0kg
BP:160.0kg
DL:260.0kg
【男子120kg級】
念代朋哉(経済学科 3年生) 優勝 ※日本代表選手に決定 ※国体代表選手に決定
「体調が振るわず、全力で普段のトレーニングを行うことができなかったことで筋力や体力が落ちてしまった。今回の大会で自分自身が感じた課題を解決して、次の大会に向け練習して行こうと思う」
記録
トータル:510.0kg
SQ:180.0kg
BP:100.0kg
DL:230.0kg
本大会は新型コロナウイルス感染症の影響により、急遽ジャパンクラシック選手権大会の日程が変更され、国体ブロックの最終予選である近畿クラシックパワーリフティング選手権大会と連日で行われるという異例の開催となったが、本学の選手は普段の力を発揮し、好成績を残した。
「他の部活動が練習もできていないような状況下で、私たちがこのような大きな大会に出場できたのは、学校関係者の方々のご尽力の賜物であったと思う。」と、パワーリフティング部の選手たちは、競技ができる喜びを噛みしめた。
↑ジュニアのベンチプレスの日本新記録を確定させた野村選手
↑一般とジュニア日本新記録を樹立した森田選手のスクワット試技
![20210701_power04.jpg](https://www.kuas.ac.jp/application/files/7016/2512/7953/20210701_power04.jpg)
↑準優勝をかけて挑んだ奥田選手の気迫あふれるデッドリフト試技
↑優勝を確定させた金子選手のデッドリフト試技
↑今大会のデッドリフト試技でトップ3に入る高重量試技(282.5kg)を行う塚脇選手
↑安定したスクワット試技を行う念代選手
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(取材 機械電気システム工学科1年生 浅田優)
(文責 スポーツ振興室 坂根耕世)